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超能力部隊
1

「あの事件以降、皆本は姉ちゃんのことどう思っているの?」
と薫は突然聞き出した。
「?何だ。なんとも思ってないぞ」
皆本は、疑問に思いながら答えた。
今、チルドレンたちと皆本がいる所はバベルの特務課。
「けれども、亜希子はんたちがいるところはどこなんやろか?うちらは見たことも聞いたこともないんやけど」
葵は、ジュースを飲みながら皆本に聞いた。
「そうね…。そんなに私たちに話したくないのかしら」
と紫穂は言った。
「あのね、仕事の関係もあるんだからそんなことをあの人たちも話せるわけないだろ?」
皆本は書類を片付けながら、説得させる。
「仕事してるんだからな?…?丁度いいところに、彼らに渡して欲しい資料があった。お使いに行って来てくれないか?」
といって皆本は資料を茶封筒に入れた。


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