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超能力部隊
10
「うわあー止めてくれ」
大輔の制止も聞かず、紫穂は透視をした。
「えっと、何々?女の子の前でおもらししたって?」
紫穂はくすくすと笑いながら話す。

その間、皆本は亜希子の能力を使って探していた。
「まだ、違和感はないか?」
と皆本が亜希子に話を聞く。
「まだ」
玄関で、出入りする人を能力で察知しながら亜希子と皆本は不審人物を探す。

「もし、銃を向けてきた場合はどうするんだ?」
皆本は、亜希子に聞く。
「その時は容赦なく撃つ」
「奏かよ」
亜希子の軽口に軽く皆本はツッコミをいれた。

ピーンと張り詰めた空気が続く。
「何だか、こうどの人も怪しく見えてくるよ」
亜希子は、眉間に皺を寄せながら人を眺めていた。
「しょうがないよ。今はどんな人が犯罪者になるんだか分からないし、君の能力は役に立つんだからさ」
皆本も一緒に人を調べていた。

「うわっ、いかにも怪しそうな人!」
と亜希子は挙動不審な人を見つけた。
「どこだ?」
皆本はその人の方向を見る。


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あきゅろす。
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