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超能力部隊

(やっぱり京介さんじゃないとイヤ)
亜希子は、携帯を弄りながら考える。
「待たせたね。院長に聞いたところここにしばらくいていいって」
皆本は亜希子に言った。

「別にいいよ、それより予知の時間は何時?」
亜希子は、オライオンにカートリッジを込めながら皆本に聞く。
「ああ、時間かい?今日の五時だ」
「五時?まだ時間があるじゃない!?」
亜希子は、思わず叫んだ。
「仕方ないだろ?必ずしもその時間に爆発がある訳じゃない」
皆本は説明する。

「そう、なら我慢するよ」
亜希子は、ぷいと言った。
時計は午前十一時を指していた。
昼食までの時間皆本は本を読んでいて、亜希子は
携帯音楽プレイヤーでパンクを聞いていた。
「煩いよ」
皆本は亜希子の耳から漏れ出てくるしゃかしゃかした音が気になって仕方ない。
「ああ、分かった」
亜希子は音量をいじり最小限にした。

「腹減ったから、昼食にしようか」
皆本は亜希子に聞く。
「うん」
亜希子は気だるげに頷いた。


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あきゅろす。
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