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超能力部隊

「なんで亜希子さんと皆本さんが一緒なのよ!」
紫穂は大声を出して怒っていた。
「何でって言ったって、蕾見管理官のアイデアだから俺達には口出しできないぜ」
賢木は、耳を指で塞ぎながらいった。
「おばあちゃんの提案という事は何か裏があるのかいな?」
葵は小首をかしげた。
「うーん。それは分からないがあるかもしれないな」
賢木は、考え込んでいた。
「でも、絶対皆本を亜希子姉ちゃんは好きにならない?そしたらいやだよ」
薫はそっちを心配した。
「大丈夫だって、あいつはロリコンだから」
賢木はくすくすと笑いながらいった。
「本当に?」
「ああ、本当さ」
と賢木は泣きそうになるチルドレン達を慰めた。
「でも、あの人は羽を伸ばしまくってるわよ」
紫穂が見た視線の先には大輔がよだれを垂らしながら椅子に寄りかかり寝ていた。
「ありがとう、皆本さんお陰でこんなに良く眠れますー!」
「こらあ!」
と賢木は怒った。


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あきゅろす。
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