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超能力部隊

「なあ、亜希子君。一緒に車に乗ってくれないか?」
「ええー!ヤダ」
どうして、亜希子と皆本が車に乗って一緒に任務をすることになったかというと、かれこれ二日前に遡る。
「どうして君はああいうことをするんだ!」
皆本はあの事件で、とんでも無いことにチルドレン達を巻き込んでしまった為にこっぴどく亜希子を叱っていた。
「…分かっています」
「そんな言葉は何回も聞いた。今度こそチルドレン達に迷惑をかける大人ではなくチルドレン達の模範となる大人になってくれ」
皆本は亜希子をじっと見た。
「はいはい、分かりました」
亜希子が、皆本の説教が終わりバベルの廊下に出ると蕾見管理官が腕組みをしながら亜希子に近づいてきた。
「あっ…管理官」
「亜希子ちゃん、何でノーマルと仲良くしないの?」
管理官は鋭く問い詰める。
「…別に」
「それじゃ、どうにもならないでしょう?」
不二子は亜希子を責めた。
「…それじゃ、こうしましょう。皆本君と一緒に任務をするの!二日後にはチームの中にいれるからね」
と亜希子の意見も聞かずごり押しでチームを組み合わされた結果だ。


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