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超能力部隊
10
(本当に、亜希子さん大丈夫か!?)
皆本は洗濯物を干しながら大輔同様心配した。
亜希子が寝ていると、窓から光が照らし始めた。
「う…ん。不二子さん、首絞めないでくれよ…」
兵部は、寝言をいった。
夢の中では、兵部は蕾見管理官にいぢめられているらしい。
「少佐!しょ・う・さ!いつまで寝ていらっしゃるのですか?もう朝ですよ!」
真木は、コンコンとドアをノックしている。
「もう、少佐!入りますよ」
と真木が無理やりドアを開けるとそこには、亜希子が兵部に添い寝をしていた。
「うわわあー」
真木は、思わず叫んだ。
「どうしたの?少佐の体調がよくなったの?」
澪は、真木に聞いた。
「今は、いっちゃいかーん!穢れたオトナの世界を見ることになるぞ!」
真木は、澪を制止しようとするが澪はためらわずに
兵部が寝ているドアを開けた。
「少佐ー、朝ごはん出来たよ…ってなんであんたがいるのよ!」
澪は、兵部の横に寝ている亜希子を見て驚いていた。
「やけに騒がしいな…」
兵部が、真木と澪の大騒ぎに目を覚ました。
「少佐…。いくらあなたがチルドレンを欲しいからといってこんな人にまで手を出すなんて見損ないましたよ」
「いやあー!!」
澪は叫んで去っていき、真木は呆れていた。
「いや、これは誤解だ!」
兵部は叫ぶが、二人とも話を聞いていなかった。


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