[携帯モード] [URL送信]

超能力部隊

「しかし、亜希子さんがまだ帰ってこないのが気になるな…」
賢木は、皆本に話かけた。
「大丈夫だと思うけれども…」
こんなに遅くなるなんて思っても見なかったよと皆本はそう話した。
「相手は、超度5の相手だ。特務エスパーと同等の能力だからな」
油断できないなと皆本は、顎に手を当てながら考えた。
「冷却能力の相手じゃ亜希子さんも大変だろうな」
賢木は、言っている言葉と表情が違っていた。
紫穂が、キュンっと賢木に触った。
「あっ、何だかいやらしいこと考えていたでしょ?」
「触るな!」
賢木が、サイコメトリーで思考を覗いた紫穂に怒っている。
「あー!!こんなことまでー!」
考えていたのと紫穂は叫ぶ。
「いいんだよ、大人なんだから」
と賢木は紫穂に負けじと言い返す。
「少しは、心配して欲しいんだけどね」
と大輔はぼそりと呟く。
「たぶん、大丈夫だとはと思うけれども」
と大輔の呟きに、皆本は声をかけた。
「じゃーさー、このソフトやってもいい?」
薫が、懐かしいソフトに手を出した。
「これは、ハードが自分の部屋にあるから駄目だよ!」
「いいじゃん!別に減るものじゃないしさー」


[*前へ][次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!