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超能力部隊

「はい…皆本ですが…」
『柏木です。たった今、情報が入りました。
亜希子が行った事件にはエスパーが協力していることが分かりました。能力は…』
「な、なんだって!!」
皆本は電話口で叫んだ。
「!!何があったんだ皆本?」
賢木が皆本の様子に驚く。
「亜希子さんが行った事件には、エスパーが協力しているらしい。能力は、念力冷却能力(クライオキネシス)だ」
皆本の言葉にチルドレン達が一斉に振り向いた。
「氷に炎なら勝てるじゃん」
薫は宙に浮きながら皆本の心配を気にしていなかった。
「確かに、炎は氷を溶かすかもしれないが…」
身動きできなくさせたら間違いなく相手の勝利だと
皆本はチルドレン達に話した。
「相手がさらに複合能力者だった場合はもっと大変ね」
紫穂は、頷いていた。
「亜希子があの能力を発揮してくれればいいんだけれどね…」
大輔は、ふうと溜息をつきながらあの能力を思い出した。
「なんて能力?」
薫は大輔に質問をした。
「共感能力(エンパス)さ」


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