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「紹介しよう。こちらがコメリカ合衆国海兵隊所属の
夕霧亜希子上級曹長だ」桐壺所長は、ワンピースを着た女性を紹介する。
「そしてこちらがインターポール捜査官の松風大輔君だ」
すると、亜希子は、桐壺所長を通り過ぎていき他人に挨拶をしていた。
「こんにちは、夕霧亜希子です。超度６の念力発火能力者（パイロキネシスト）なんですよ」
亜希子は、松風に引きずられていった。
「まぁーた、間違えてる」
松風は呆れながら、亜希子の襟首を思いっきり引っ張っていった。
「だって、あっちの方向かと思ったもん」
「君は方向音痴なんだから、俺の後にちゃんと
ついて行かなくっちゃダメ！」
「ケチ！」
亜希子は訳の分からない言葉で反論した。