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超能力部隊
10
「なんだか、薫を見ているみたいだな」
皆本は、亜希子の大騒ぎしている顔を眺めながら言っている。
「そんなに彼女は、薫君に似ているかい?」
グリシャム大佐は、皆本にそう聞いた。
「ええ。似ていない部分もありますが。雰囲気がなんだか」
皆本は、グリシャムの言葉にそう返す。
「そうか」
グリシャムは、含み笑いをしながらその言葉を出した。
「あっ、ここが拓矢君の家の辺りだね」
グリシャムは、局長に質問をする。
「そうです。ここの辺りが亜希子の祖父の家です。そうだよネ!亜希子くん?」
局長は、亜希子に質問をした。
「ええ…。まあ」
亜希子は、そういわれるのは嫌そうな返事だった。
「君のおじいちゃんは、管理官のご助力した人だからネ!素晴らしい一家だヨ」
局長は、亜希子の家族を褒めるが亜希子は聞く耳を持たなかった。


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あきゅろす。
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