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超能力部隊

「なんか…イヤだ」
亜希子と大輔は、ずーんと重くなっていた。
「君がこんなにしたんだからな」
皆本はぶつぶつぼやく。「まあね」
亜希子はそう皆本のぼやきに何とも思っていないように返す。
「同じエース級のエスパーでも、チルドレン達と違うよ。似たようなものだと思っていたけれど」皆本は、亜希子と薫を比べた。
「そうしたから、助かったんでしょ?」
亜希子は、くすくす笑う。
「亜希子、君のお陰でリミッターが壊れちゃったよ。どうしよう…」大輔は、慌てていた。
「大丈夫だ。目の前にいる奴はリミッターの開発もしている奴だからな」賢木は、大輔に自信満々に言う。
「それ位我慢してよ。別に、リミッターがない方が私たちには好都合でしょ?」
亜希子は、そう言い切った。
「で、でも…」
大輔、戸惑っている。
そんな事を話していると、亜希子のバングル型のリミッターもからんと壊れた。


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