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超能力部隊

「ああ、そのこと…話すべき?」
亜希子がそういうと、大輔に答えを聞く。
「話すべきなんじゃないの?後、兵部との事とか…」
と大輔がいうと、亜希子にぐりぐり攻撃をされた。
「大丈夫か?」
皆本が、大輔の心配をした。
「大丈夫です…」
大輔はしくしくと泣いて、机に突っ伏した。
「私は、元々須磨貴理子主任が担当だったんです。その須磨主任というのが、とてもきつい人で…着任したばかりのときも、まだ私が首に怪我を負っていて安静が大事だというのに任務に無理やり参加させたんですよ」
亜希子は、ぶーぶー文句を言う。
「しばらくしたら、私も疲れてきたのでしょうね…高熱を出して、寝込んでしまったんです。
そしたら、須磨主任。私が、仮病を使ってると思われたらしく無理にでも任務に参加させたのを見かねた谷崎主任が私を引き取ったんです」
亜希子がそう話した。
「へー、じゃあ谷崎主任は担当が3代目か…」
「正確には4人めですが」
亜希子は、皆本の言葉に追加した。


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