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超能力部隊
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すると、ともにスリ犯の一人は壁に吹っ飛ばされる。
「なんだと、このアマ!」
もう一人のスリ犯が殴ろうとするとふっと目の前から消えた。
「どこいった?」
「どこって、ずっと後ろにいたけど?」
そういって、飛ぶような上段回し蹴りをお見舞いする。
「うおおおー」
スリ犯は激痛に呻いた。
その様子を見ていた、チルドレンたちはポカーンとした。
「これって、ぶっちゃけあたしたちの出番ないじゃん」
薫は文句を言った。
「ああ、言うのをすっかり忘れていたんだが、亜希子さんはカポエイラの達人だ」
怒られた大柄の男性、桐壺局長は思い出したように
バベルのメンバーに説明する。


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