妄想置き場1
某海賊王パロ(姫アス騎士ちょ
『明日菜様!だ…弾薬庫で一体何を!!?』
『ケホケホ…』
弾薬庫から出てきたのはこの国の王女明日菜。
火薬をいじっていたのか全身炭だらけになってしまっている。
『明日菜様、弾薬庫に近付いてはいけないと日頃からあれ程キツく言ってあるはず』
『!』
兵士達が注意している所に無言で騎士長あやかが奥から歩いてくる。
『あやか様…』
『あっ、いいんちょ!火薬でさ花火作ろうと思ったら失敗しちゃった。
……だってほら今日はいいんちょの入隊記念日でしょ?だから……』
明日菜はあやかに笑顔で声をかけるが…
バチン!!!
『………!!?』
明日菜は何が起きたか分からず目の前のあやかを見る。
分かるのはあやかが奥歯を噛みしめ渋い顔をしていること、自身の頬が痛みを感じだしたこと。
『この場所には近付くなと何度言ったらわかりますの!!!』
あやかが明日菜を怒鳴ることは今までにも何度かあったが今回は今までの比ではなかった。
これを見ていた親馬鹿の一人ガトウは『クビにするぞ!ゴラァ』と叫んだが国王ナギに制止される(ぇ
『………』
明日菜は叩かれた頬を押さえながら目には涙を浮かべいいんちょの顔を見る。
あやかも明日菜の前に膝を着き顔を覗くように呟く。
『ケガですまなかったら……どうしますの…!!!』
その時のあやかの顔は先程までの顔とは違い明日菜を心配している顔だったという。
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