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「不自然だ違和感だ、口にするのは簡単だがな」

「この先どうするさ?何か考えがあるのか?」

ベッド上で胡座をかくラビ、その横に置かれた椅子に腰かける神田の視線の先で、クライサがニッと口端を上げた。
空色の双眸が強気に光る。

「もちろん。あたしを誰だと思ってんのさ」

ミスティ本人に直接尋ねる事は、本当に無茶なのだろうか。
いや、そうとも限らない。
重要なのは、尋ね方。

「カマかけるんだよ、ミスティに」




【H19/11/29】

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