[通常モード] [URL送信]
知らぬは本人達のみ(エレレオ+ゾスマ+カストル)



カストルがげんなりとしている。まぁ誰でもあんなものを見たら気分が悪くなるだろう。敬愛する殿下が敵の総大将とイチャイチャしているのだから。


「…カストル、落ち着け。」
「……どうやって落ち着けと」
「………だよな」


恋人同士なのは百歩譲ったとして、目の前でイチャイチャするのはどうにかしてほしい。これは俺に対する嫌がらせか?いつまでもカストルに想いを告げられない俺への。



「殿下はエレフ殿の何処が好きなのです?」
「それを言ってしまったらカストルもエレフに惚れてしまうだろう?」
「俺はレオンしか見てないから大丈夫だって(笑)」
「…………(げんなり)」



「ゾスマとカストルは好きな人とかはいないのかい?」


カストルも女からはモテる。もしかしたら…いや、考えないようにしよう。


「私はカスt「いません。」」


そんなにはっきり言わなくてもいいんじゃないかな。俺すげぇ傷ついた。


「ま、まぁ…気になる人ならいなくはないですが…」
ちら、と俺を見たカストル。その頬は少しだけ紅く染まっていて、可愛いなと思った。


「誰が気になるんだい?(にっこり)」
「……内緒です、殿下の馬鹿っ!////」


そう言ってカストルは出て行ってしまった。


「良かったなゾスマ。脈アリじゃん♪」
「これはくっつくまでそんなに時間はかからなそうだね(笑)」
「え、あの、知ってたんです?」
「わかりやすいからな」
「多分皆気づいてると思うよ」



そんなまさか!




終わり



鈍いのは本人達だけっていう話(笑)カストルとゾスマ出したかっただけ←

[*前へ][次へ#]

5/23ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!