知らぬは本人達のみ(エレレオ+ゾスマ+カストル) カストルがげんなりとしている。まぁ誰でもあんなものを見たら気分が悪くなるだろう。敬愛する殿下が敵の総大将とイチャイチャしているのだから。 「…カストル、落ち着け。」 「……どうやって落ち着けと」 「………だよな」 恋人同士なのは百歩譲ったとして、目の前でイチャイチャするのはどうにかしてほしい。これは俺に対する嫌がらせか?いつまでもカストルに想いを告げられない俺への。 「殿下はエレフ殿の何処が好きなのです?」 「それを言ってしまったらカストルもエレフに惚れてしまうだろう?」 「俺はレオンしか見てないから大丈夫だって(笑)」 「…………(げんなり)」 「ゾスマとカストルは好きな人とかはいないのかい?」 カストルも女からはモテる。もしかしたら…いや、考えないようにしよう。 「私はカスt「いません。」」 そんなにはっきり言わなくてもいいんじゃないかな。俺すげぇ傷ついた。 「ま、まぁ…気になる人ならいなくはないですが…」 ちら、と俺を見たカストル。その頬は少しだけ紅く染まっていて、可愛いなと思った。 「誰が気になるんだい?(にっこり)」 「……内緒です、殿下の馬鹿っ!////」 そう言ってカストルは出て行ってしまった。 「良かったなゾスマ。脈アリじゃん♪」 「これはくっつくまでそんなに時間はかからなそうだね(笑)」 「え、あの、知ってたんです?」 「わかりやすいからな」 「多分皆気づいてると思うよ」 そんなまさか! 終わり 鈍いのは本人達だけっていう話(笑)カストルとゾスマ出したかっただけ← [*前へ][次へ#] [戻る] |