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Short
Act.1
※ホラーっぽくて、一応ひばつな前提な話。
※死ねたっぽいので気をつけて下さい!
※大学生パラ。



―――――――――

「楽しかったね!!」

それは、同じ大学の雲雀さん・山本・骸と遊びに行った日のことだった。

「そうですね…あなたと二人きりで来れなかったのは残念でなりませんが、久し振りに楽しいと感じることができました」

「…うんそうだね」

「俺もツナと二人きりじゃなかったのが残念だったなー!今度は二人でどっか遊びに行こうぜ!」

「あ…うん、機会があったらね」


あぁもう二人して何言ってんだよ!!そういうこと言うと…

「何ふざけたこと言ってるんだい、綱吉は僕のだよ、大体今日だって綱吉が君達も誘ってあげなきゃかわいそうっていったから仕方がなく君達も連れてきてあげたんだよ、淋しい独り身の君達をね」

ほらいわんこっちゃない…ってああぁ雲雀さんもまたそうやって挑発する!!


「んなっ…失礼ですねあなたは!でもいいんです…綱吉くんっ、今日僕を誘ってくれたってことは、もう雲雀にあきたってことなんですよねっ!」

「そうなのなー!」


違います。
誘ってませんあなた方が勝手に付いてきただけです。

「カミ…コロ…」

「わあぁ怖いです雲雀さん!そうやって呟くといつもより怖いです!!!」


なんて大騒ぎしてるけど、本当はすっごく楽しかった。
雲雀さんといられたし、たぶん雲雀さんだって楽しんでてくれたんだと思う。…たぶん。


「じゃあ…帰りましょうかっ」

「そうだね。早く君と二人きりになりたいよ」

「「断固阻止」」

…なんなんだ、この二人は。

「じゃあ…俺、行きと同じで雲雀さんのバイクで帰りますね!って、あ…雨だ」

さっきまでずっと晴れていたのに…突然雨が振り始めてしまった。

「わ、骸と山本は車だから大丈夫だよね…雲雀さんっ、早く帰りましょう!本降りになっちゃったら大変です!」

「ちょっと待って、綱吉。…ねぇ、ちょっとそこのパイナップルと野球馬鹿、君達の車に綱吉入るよね?連れて帰れ」

…え?

「いや、なんで命令形なんですか…っていうかどうして!?」

「だって、もし綱吉が雨のせいで風邪でも引いたら大変じゃないか」

「それは雲雀さんもじゃないですか!!」

あ、雲雀さんも乗っけてもらうとかは…

「綱吉くん、そこの鳥は馬鹿ですから風邪なんて引きませんよ」

「そうなのな!それにもしツナがバイクのせいで事故っちゃったら大変じゃねーか!」

「いや雲雀さんもでしょう!」

「僕はいいよ、君以外とは死んでも群れたくない。じゃあそこの二人、綱吉に何か変なことしたら咬み殺すだけじゃすまないからね」

「わかってますよ、ただちょこっと綱吉くんのピーでピーなことをピーするだけです」

「いや、ピーーでピーしてみるのもいいのな!」

「…カミ…コロ…」

っわぁまたこの人達は!!!


「分かりましたっ骸、山本よろしく!雲雀さんも事故らないように気をつけて下さい!もし暇だったら帰ったあと俺の家に来て下さいっそれでは!!!」

埒が明かない。
そう思った俺は、骸と山本の手を引いて車へと向かい、雲雀さんにお別れした。


(なんでだろう…嫌な予感がする。頭のどこかで、警鐘が鳴り響いてる気がする…)
軽く頭を振り、嫌な予感を振り払うと、車(骸のものらしい)の後部座席に乗り込んだ。


――――――――
この話の雲雀さんはなんだか丸いですね…

綱吉は皆にすごく大切にされてます。


そしてもはや残暑ですらない^^秋だろこれ


09/9/6


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あきゅろす。
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