空 ボクは空。 青空、夕焼け空、夜空。 青色、赤色、黒色。 その時の気分で色を変える。 でもでも、もっとたくさんの色になってみたいな。 虹さんみたいに鮮やかになりたいな。 神様、神様。 どうかボクを黄色にしてください。 ―神様はこのねがいをかなえてあげました― 嬉しいな、嬉しいな。 みんなも見てよ、黄色いボクを。 ―だけど人間たちの反応は…― 『空の色が変だわ』 あれ?おかしいなぁ… この色はボクには似合わないみたい。 神様、神様。 次は紫色にしてください。 ―神様はこのねがいもかなえてあげました― 嬉しいな、嬉しいな。 みんなも見てよ、紫色のボクを。 ―だけど人間たちの反応は…― 『不吉なコトでも起きるのかしら』 ―このあと何度やっても人間たちの反応はわるかった― どうしてだろう。 ボクもいろんな色になってみんなを楽しませたいのに。 虹さんみたいに鮮やかに絵を描いてほしかったのに。 どうしてボクをそんな目で見るの? ―そんな時ひとりの子供の声がきこえました― 『大好きな青色お空が見たいよぉ』 そっか。 みんなはボクの青色が好きなんだ。 無理に色なんて変えないでありのままがいいんだ。 神様、神様。 ボクを元の色に戻してください。 ―神様はこのねがいをかなえてあげました― 『わぁ〜い、青色お空だぁ』 『やっぱり空は青色だよね』 嬉しいな、嬉しいな。 みんなの笑顔が嬉しいな。 ボクはボクの色でいいんだ。 ―とても嬉しくてナミダが出てきました― 『わぁ…虹だぁ』 はじめて気がついたよ。 ボクの嬉しナミダで虹さんが生まれてたんだね。 ( ..)φあとがき 嘔(ウタ)というより絵本的ですよね…汗 出来れば絵も付けたかったんですが、空をどう描くか悩んで断念。 でも機会があれば描きたいです! 内容は…意味不明ですよね……苦笑 私は、空を見るのが大好きで、どんな時でも上を見上げて空を見るんですが… ある時、空の色が黄色や茶色になってておかしいな〜… て考えてた時に、これが浮かんで来たんです。 この中に込めたかったコトは『その人や物らしさの尊さ』ですね。 あと、最後にちょこっと『自分が気づいてない自分の素敵な所』 …ちゃんとこもってましたかね? 文章能力ゼロなのでカナリ不安です汗 乱文失礼しました!!!! |