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ダーティージョークス
※みん子様へ相互御礼!サンル編!











 サンジという男はその職業柄、非生産的なことが嫌いだった。
生命を持つ者にとって、食とは大変貴重な要素である。
生きるために必要なもの、をいの一番にあげるとしたらそれは単純に空気なのだけれども、食はそれ以上に、体のエネルギー補充という目的の他に「食べる喜び」をも与えてくれるとあって、やはり最も生き物に必要なことだとサンジは思っている。
「食べる」行為は、特に人間にとっては必要なことだ。
仮に、食べることを必要としなくなった自分の生活を想像してみよう。
誰もが、それは非常に、味気ない毎日だと思うに違いない。
サンジが予想するに、例えば摂食障害で悩む人間ですら、いざ食べなくていい状況になると、どこか物足りないと感じるのではないかと思うのである。
それはきっと、「張り合いがない」ということだ。
それがプラスにしろマイナスにしろ、人間は「張り合い」がないと駄目になるのだ。
「食べる」ことと「張り合い」を感じることは、比例するのだとサンジは思っている。
だからサンジは、そう考えると人々に「張り合い」を与えているということになる職業、料理人となれて、とても喜びを感じている。
サンジは、だから非生産的なことが嫌いだ。
自分が料理を作れるのだって、いい食材を生産してくれる人々が、この世にいるからなのだ。
世界は、「生産的」でなければ始まらない。何事も。
人間としても、職人としても、サンジはそう信じている。

それなのに、自分はずっと前から、それはもう途方もなく非生産的なことを、心の奥で求めてやまない。
級友であるその人物は、そんな小難しいことなどどうでもいいというように、まるで無関心にただ食べることだけを、純粋に求めるのだ。
出会った当初こそ、友人のそういうところに腹も立ったりしたけれど、自分の作ったものを本当に幸せそうに、「サンジが作る飯は他のどんな飯よりも美味い!」と太陽のような笑みで言ってくれたりするので、元来食べ物を幸せそうに、しかも自分の作った物をそんな風に食べてもらえることに最も喜びを感じるサンジとしては、その人物に心奪われることはまったくもって、自然なことだった。
しかし、その対象が自分と同じ男なのであるから、非生産的なこと極まりない。
非生産的なことが大嫌いな筈なのに、サンジは友人であるその少年のすべてが欲しくて、欲しくてたまらなかった。
自分でも、どうしようもなく情けないことだと思う。
それでも、気持ちはおさまることがない。きっと、叶うことのない想いだと、分かっていてもだ。

















その日、当の友人であるモンキー・D・ルフィは、珍しいくらい酒に飲まれていた。
年の暮れの時期で、今日はサークルの忘年会が開催されたのだが、家で暇を持て余していたらしい、元々同じ高校の後輩であったルフィを軽い気持ちで誘ってみたところ、普段は未成年とは思えないほどの酒豪っぷりを見せる少年であるのに、今日だけはどこか活気がなく、変に酒が回ってしまったようだった。
何だか、やけになって酒を煽っていたふうでもあって、サンジは二次会に出る予定を急遽キャンセルし、千鳥足のルフィを抱えて自宅のアパートへと帰ってきたのである。

ルフィが自力で家の鍵を探せるような様子ではなかったので、少しだけ迷ったが、サンジは結局ルフィを自分のベッドへと横たわらせた。
あまり酒に強い体質ではないのだろう、首元や腕まで真っ赤に染まってしまったルフィは、すやすやと穏やかな寝息をたてながら、すっかり深い眠りに堕ちてしまっていた。

(……人の気も知らねぇで、よくもまぁぐーすかと…)

部屋に入ったときの癖で、煙草を一本口に咥え、安いライターで火をつける。
まだまだ子供くささを残す綺麗な肌を眺めながら、サンジは無防備にも眠りこけている年下の少年を、複雑な気持ちで眺めていた。

(……ほっせぇ首、)

自分も細い方だけれども、この少年は何というか、まだ幼さの窺える華奢な体をしていると思う。
薄い胸が呼吸に合わせて上下に動くのを見ていると、不意にその滑らかな黒髪とか、ささやかな窪みのある鎖骨とかに触れたくなって、慌てて煙を吐きながら目を逸らした。
このまま見つめていたら、かなりやばい。
長年鍛えてきた鋼のような理性にだって、限界というものがある。

高まる鼓動を抑えるため、何か飲むか、とサンジは、ベッドから立ち上がった。
これからこいつ、どうしようか、
サンジがそう悩みつつ簡易キッチンへと向かおうとすると、急に背後から手が伸びてきて、腰の辺りにがっちりと絡みつく。

驚いて、反射的に「うわっ、」と悲鳴をあげてしまう。
見れば、寝ていた筈のルフィが、ベッドから身を乗り出して自分の腰元にしがみついているではないか。
ちょ、何してんデスカ、
腕が回された腰の辺りから、じんわりと熱が広がっていくような気がする。


「ル…フィ、おい、」
「………」
「…ど、した?あー…お前も何か、飲むか?」
「………な…、」
「は?」


行くな、
小さくだが、確かにそう言われた気がする。
行くなって、何だ、
そうサンジが尋ねる前に、突然服を引っ張られ、どさりとベッドに引き込まれてしまった。
倒れ込んだサンジの上に、ルフィがのそりと覆い被さってくる。
驚く間もなく、きつく抱き締められた。
いや、縋られているのだろうか、これは。
何だかいやに切実なものを感じたサンジは、思わずルフィの背中に腕を回し、同じくらいきつく抱き返した。

「…行く……なぁ…!」
「……ルフィ…?」
「も…行く、な…っ……置いてくなっ…!ここにいろよ…ずっと、そばにいてくれよぉ…!」

寂しくて寂しくて、堪らないんだ、
そう訴えてくるルフィに、なけなしの我慢で保っていたサンジの理性が、とうとう切れた。

生まれてから一度も、きっと何も手を加えていない滑らかなバージンヘアーに、かき乱すような荒々しさで指を通す。
ルフィの綺麗な黒髪は、酒のせいか何なのか、じっとりと汗をかいて湿っていた。
熱を持って赤くなっている頬に手を添え、僅かにかさついている小振りな唇に、性急に口付ける。
その、思っていた以上の柔らかさに、沸き上がるような感動をサンジは覚えた。
今まで想像するだけで、まさかこいつとこんなことができる日がくるなんて、思ってもみなかった。
気持ちがいい。堪らない。それ以上に、嬉しかった。
好きだ、好きだ、だって、ずっと好きだったんだ。

「…ッルフィ、ルフィ…!」
「はっ……ぁ…、ん、」
「……ルフィ、俺……ずっとお前のこと、」

サンジがみなまで言う前に、今度はルフィの方から口付けてきた。
急くように舌まで忍ばせてきた少年からは、とても普段の陽気さを感じ取ることはできない。
突然、何故こんなことをルフィがしてきたのかは分からないが、とりあえずサンジは、この雰囲気に流されることに決めた。
何よりまず、もう我慢ができない。
気持ちを伝えもしないで、最低だと詰られるかもしれないが。それでも好きな相手にここまでされて、何もしないでいれる男がいるのなら、是非紹介してもらいたいものだ。

髪に通した指をかき混ぜ、溶け合うようなキスを交わしながら、ルフィの着ていたダウンベストとシャツを、やや乱暴に脱がす。
健康的な肌の上に、淡い色をした突起が密かに息衝いていた。
大きく喉を鳴らし、舌を伸ばして恐る恐ると触れてみる。
体温の生温かさと、ぷくりと膨らんだ感触に、一気に興奮が増した。
衝動のままにむしゃぶりついてしまうと、つめたような声が、頭上から聞こえるようになる。

少年の上半身を堪能し、逸る想いで下半身に手を伸ばしてみると、友人の股間は既に、衣服を押し上げてその存在を主張していた。
膨らみを指で撫で上げてみると、ルフィの幼い体がぴくりと跳ねた。
その反応が可愛くて、サンジはそこに指を這わせたまま、ルフィの耳を口に含む。

「…ルフィ、勃ってるぜ?なぁ…ルフィ、」
「……ん、ぅ…」
「見て、いいんだよ…な?俺、お前のこと、このまま抱いて…いいんだよな…?」
「………」
「……ルフィ、俺……お前のこと、マジで好きだから…」

全部欲しい、
耳元にそう吹き込んで、そろそろとルフィの身につけていた物をすべてはぎとってしまう。
靴下だけを残したルフィは、くたりとサンジの下でしなだれていて、酷く頼りなく見える。
サンジはドキドキとしながら、力の抜けたルフィの細い脚を、膝裏に手を入れてぐい、と押し広げてみた。
ルフィの幼い花芯は、すっかり上を向いてぺたりと先端を腹につけている。
口の中に溜まった生唾を飲み下しつつ、ルフィの抵抗がないことを確認して、そろりとそこに唇を寄せた。
甘酸っぱい匂いが、鼻孔を擽る。
ぴくぴくと静かに脈打っている性器は、サンジの口腔に収まると、むくりと花開いて蜜を零した。

「んんっ…ぁ、あ、!」

性的な刺激にか、ルフィの下半身がぐるりと揺れる。
少年の色好い反応に気をよくしたサンジは、ぐちゅぐちゅと音をたてながら、咥えたルフィの半身を唇で扱いた。

「は、あ…!ああっ、ぁ、んあっ…ひ、んっ、」
「…ん……はぁ……ルフィ、」
「あ、ぁ、ふ…あ、あ…い…っ、」

敏感な付け根を指で擽り、先端を吸い上げると、シーツを握り締めながら少年は、淫らに喘ぐ。
鈴口に舌を這わせただけで零れ落ちる先走りに正直驚きながら、サンジは夢中になって、ルフィを煽り続けた。
自分に対して大きく脚を開きながら我もなく乱れるルフィに、自分自身も快楽に溺れる。
多少の不安はあったがそろそろ自分も限界なので、そそり立ったルフィから口を離し、キッチンから持ってきていたオリーブオイルを指に塗りたくって、小さな友人の膝を撫でた。

「……ルフィ、痛かったら…いや多分痛ぇけど、できるだけ優しくするから、言えよ?」
「………、」
「野郎でも感じるっつーけど、さすがに女みてぇにはいかねぇだろうし……リスクも高ぇし、ちょっと無茶させちまうかもしれねぇけど…俺…」
「…も、いいから……早くっ…!」

早くしてくれと言わんばかりに、ルフィは自ら、サンジの油でまみれた手を、自分の双丘へと導いた。
思ってもみなかった少年の行動に心底驚いたが、それ以上にそこまで求められている事実が嬉しく、サンジは思いきって、ゆっくりと狭い尻膣に指を侵入させる。

中指が根本まで入った時、ルフィが首を反らせて、甲高く嬌声をあげた。
一見して痛みがないようだったので、中に埋めた指を僅かに動かしてみる。
ちょうど指先が当たる位置にざらりとした感触を感じて、そこに触れると面白いくらいルフィは反応した。
それはまるで女のように、いやそれ以上に艶やかに、涙を流しながらサンジにすべてをさらけ出す。

「ひぁっ、あっあ…−っ!あっ、は、ん、んぁっあ!そこ、ぉ…!」
「ん…?ここ?…ここがイイのかよ?ここ?」
「んんっ、そ、こ…っ!そこっ…もっと…!もっとぉ…!ぁ…、」

指一本では足りないと言うので、立て続けに一本、二本と指を増やしていく。
所謂前立腺という個所だろう、を刺激してやると、アナルの中がまるで女の膣のように濡れて、ぐるぐると収縮を繰り返した。
三本目の指を入れた瞬間、悲鳴のような声をあげてルフィは一度果てる。
どろりと流れ出た精液が腹部の窪みに溜まって、その様が余計にサンジの欲を煽った。

「んんっ、ん…ぁ、ふぁああっ、あ゛ああっ!あ゛−−−!」
「おい、ちょっ……、ルフィお前、勘弁しろよ…どんだけやらしいんだよ、くそっ…」
「ひっ…ぃいい…っ!はっ、ぁ…、あ、」

真っ赤な顔をぼんやりと浮かせながら汗を滲ませるルフィは、悩ましく眉を寄せながらぐったりと脱力した。
腹の上の精液が、なだらかな肌を辿ってシーツに垂れる。
サンジはもう堪らなくなって、張り詰めたジーンズの前を寛げ、肥大した自身を取り出した。
ルフィの痴態を見て興奮したペニスは、赤黒く濡れてびくびくと痙攣している。
ひくつくアナルから指を抜き、熱を孕んだそこへ先端を宛がって、一息に、それでもルフィを気遣いながら、腰を進めた。
少年を宥める思いでその細身を抱き締めると、もう離さないとばかりに背中に腕を回された。
ルフィの、その依存しているに近い仕草がどうにも不思議だったけれども、酒のせいだと簡単に納得して、あまり深く考えることはしなかった。


「ぁっ、あっ、あ、あっ…あ、ぃっ、ひぃ、ぁあっ、あ!」
「っ……く、ぅ……はぁっ…!」
「やぁっあ゛っ、ぁん、んっ、んぅ、う…!く、んっ…はぁ、あぅ、っ」
「ルフィ…、ルフィ、ルフィッ、ルフィ!」


汗ばんだ腰を抱えて、欲望のままに腰を打ち付ける。
薄暗い部屋にぐちゅぐちゅと響く粘着質な音の中、甘い声を放ちながら熱い吐息を吐く唇に口付けて、その合間に好きだと、愛していると告げた。

柔らかい内壁を擦り上げる度に、ルフィの中がきゅううと締まって、腹の下で蜜が零れたのが分かる。
舌と舌の間で混じり合う、唾液の感触が冷たかった。
うっすらと開いた瞼から覗く黒い瞳は、焦点が定まっていない。
自分を見ているようで見ていないようなその目は、溢れる涙で濡れていた。
僅かな光を捕まえて光るルフィの目は、暗がりの中でキラキラと輝いて、とても綺麗だとサンジは思った。
愛しかった、大好きだった。
こんなふうに伝えてしまったけれど、ずっとずっと大切にしていこうと決めた。
だって好きだ、好きなんだ。
ずっとお前が好きだったんだ。


「ルフィ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだよ…俺はお前が、ずっと好きだった…」
「はっ…んぁ、あ…あ、ぁっ…あ…、」
「なぁ…俺、いいんだよな…?お前に受け入れてもらえたと思って…いいんだよな?俺…」
「…ひ、ぁあっ…!も、あ…あ、あっ、!」
「………ルフィ、」


いいんだよな?いいんだよな?
半開きになった唇に舌を乗せながら、サンジは何度も何度も囁いた。
ずっと望んでいたことがやっと叶ったのに、何故か不安で堪らなかった。
どこか、薄ら寒い悪寒を感じた。
ルフィのこちらを向く濡れた瞳の中に、自分の姿がないような気がして、

それでも気のせいだと、突然こんなことになったからただ戸惑っているだけだと、必死に自分に言い聞かせた。
ルフィ、





「……エース…、」





荒い呼吸の中で微かに呟かれたその名に、体が止まった。
すっかり愉悦に歪んだその幼い容姿を見下ろしながら、サンジは何も考えられなくなってしまった。

そんな、何で、
まさか、
どうして、

突然止んだ律動に、不思議に思ったらしいルフィの目が、自分を捕える。
「やめないで、」と動いた唇が、憎らしいくらい艶やかだった。
それでもそうやってこの存在を愛おしく感じてしまうのだから、もうきっと、後戻りなどできないのだろう。

だから、非生産的なことなんて嫌いだっていうんだ。
やはり結局何も、生み出さない。
せっかく芽生えようとしていた、この胸の愛さえ、



































みん子さん、随分前の話になってしまうのですが、相互まことにありがとうございました!!
勝手に「相互御礼書きます!」と意気込んでいただけなのですが、こんなに遅れてしまいまして本当に申し訳ございませんんんんん!!!

みん子さんとは、エール←サン、サンル←エーのツボが似ているような気がして、いつもそわそわとしてしまいますっvV
みん子さんの素晴らしい才能に比べたら、私のこんな似たり寄ったりな駄文など、足元にも及ばないのですけれども…(びくびく!びくん!)
みん子さんのお描きになるイラストは、本当に可愛らしく、そして元気いっぱいですよねv
私はいつも、みん子さん宅の元気いっぱいにエロエロ(!)なルフィやエースやサボに活力をもらいたくて、ストーカーさながらいそいそとお邪魔させていただいているのですよ(*^_^*)♪
時折興奮が冷めやらず、変態極まりないコメントを残させてドロンすることもあるのですけれども…;;

みん子さん、こんな私の通り魔的キスの嵐に、いつも快く応えて下さってありがとうございます☆
そしてそして何より…!こんなアウトサイダーな駄サイトと、相互して下さって本当にありがとうございますー!!
こんな、何故か甘々にならなかったエールと、何故かエール以上に筆が進んでしまった生温いサンル、しかもいらねぇ二本立てでよろしければ、もらってやって下さいませ…!

これからもどうか、サイト共々この麦子を、よろしくお願いいたします(ぺこりっ!がん!あいたー!)v
みん子さん大好きです(^3^)vぶちゅvちゅvどんっ!げし!バキ!ドカ!「調子乗んなこのど変態!!」←
みん子さんのファンに突き飛ばされ蹴られ、袋叩きに遭う音。(いい加減うぜぇ)

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