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Reflex-4※R18


「‥ふぁ…」

唇を離すと不器用な振る舞いで息を吸う、癖のような相変わらずな仕草に安堵する。


「…サスケ、何でかナルトが欲しいって言ってたが…‥」

「何をだ?」


「…こっこ。サスケとナルトのこっこ。
こっこって何だ?検索しても見つからんのだが……」


まさか、まさかナルトがそれを求めてたと知り一瞬だが顔がカッと熱くなった。

しかし
俺達には…無理だろう。


「こっこってのはコッチの方言で、ガキ……つまり子供って事なんだが……」


「子供?ああ、生殖行為か。しかし男同士じゃ不可能だろう。子宮などないしな。
仮にあったとしてもタダ分子を寄せ集めた身体では恐らく不可能……。それに……意味が無い。」


『意味がない』の意味は日記を読んだ限りで想定出来る。

だが
ナルトの望みは俺の望みだ。何とか叶えたいが……

不謹慎じゃ…ないか?

思わぬ発言を聞き狼狽えていた。



「ナルトは生殖行為…つまりサスケとセックスがした……
「テメー!何言ってんだってばよっ!」


「ナルト…!」

「サスケ、嘘だかんな、マジでホント‥反対言葉で……――、
じゃなくてホラ、兵器だからヘーキで変なコトたまに言うんだ、コイツってば!」


恥じらいから現れた
ナルト。

その抑揚のある声と
癖のある言い方…

俺のナルト…
やっとお前に会えた。
それが嬉しくて
迷いは吹っ切れた。



「セックスしようぜ…。」



「へ!?‥…あ!いや、ダメだってばよ!」

「何故だ、ナルト。意味ないからか?」


「……う‥ん。俺、女の子じゃねーし‥」


「女じゃなくても繋がれるんだぜ。それに意味は十分にある。」


「………でも!」


「……お前に愛してると伝えたい。限りある中で限りなく――…」

「……サスケ…」


ナルトを抱き寄せ
ナルトとの口付けを交わして、スーツの上着を地に落とし
ネクタイを解いて
シャツのボタンを
外す。


「……んん…っ…サス…ケ‥」

ゆっくりとナルトを脱がしたスーツの上へ倒して胸を広げ、小さな飾りを指で摘んでは柔らかく揉みほぐす。

ナルトは恐らく感じてはいないだろうが
反射的に突起が硬くと膨らみをつけた。


「…サスケ、やっぱダメだってばよ!オレってば感覚ねーし…‥
だから、サスケはきっと面白くないって!」

「そういう問題じゃねーだろが、ウスラトンカチ。……俺は、お前を愛してると伝えたいだけだからな…」


気持ちを和らげたく
ナルトの唇を塞ぎ
舌を交えて
指で手でナルトの胸を撫で回した後、
顔を徐々に下げ
唇を輪郭に耳に首筋へと徘徊させて行く。
赤い痕跡を所々に刻んで俺の標だと知らしめす。


辿り着いた
小さな芽の片側を唇で包み、舌先で丁寧に舐め、歯先でやんわりと噛みしごき。
さっきよりも膨らみ、色を濃くとなったのを口内で確認する。



そして、身動ぐナルトのズボンの金具を外しナルト自身を外気に晒した。


「……サスケ…っ‥…恥ずかしい、‥‥オレ……感じねーのに………勃っちまってる‥」

「ああ、…此処も…此処も……俺に反応してやがる。」


ピンと上向いたナルト自身の裏側を筋張り通りに撫であげて
掌で包み、ゆるゆると扱きあげる。


「濡れてきたぜ…ナルト…」


「…あ…‥っ‥、まだオレ…人間…なんだな?」


頬に伝う涙は
無反応に怯えてはいたが、こうして人としての反射や反応を認識して溢れたものだろう。


そんな
弱々しいナルトが
酷く愛しいと思った。



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