契り
マニュアル通りに事務所の案内と仕事の内容、その活動について書面を通してカブトに説明をして貰う。
ナルトくんは眠たそうに欠伸をしながら聞いていた。
サスケくんは両手を口元で組んで、書面よりもナルトくんを気にしてその横顔ばかり見つめていた。
そんな眼差しを浴びせられたら私ならイチコロだわ。
間違いなくね、…うふふ。
嗚呼、何とかしてサスケくんをモノにしたい。
サスケくんと濃厚な時間を過ごしたい。頭の天辺から足の爪の先まで丸ごと呑み込んでしまいたい…。
そして2人で刹那の快楽に溺れるの。
サスケくん…。
アナタの艶やかな黒曜石のような煌めく瞳に見つめられて私は溶かされる…。
若く、弾力に満ちた肌の熱で全身を激しく貫かれて……――
「へぇ、そんじゃあその住み込みってのをすっと、家賃だとか電気代だとか、水道代もいらねーんだな!」
「そうだよ。通信費や食費なんかも必要ない。大蛇丸邸に仕える人が拵えてくれるからね。でも、これは特別だ。大蛇丸様が認めたタレントだけなんだ。因みにボクと君麻呂くんはソコで大蛇丸様と楽しく暮らしてる。」
「オレってば、父ちゃんも母ちゃんもいなくて、一人暮らしだから、ソコで是非、世話んなりてーんだけど!」
「大蛇丸様が了承してくれたら部屋も丁度一つだけ空いてるし別に構わないよ。だけど、どうだろね?」
「ナルトが暮らすなら、俺もだ。」
「なあ!オカマのオッサン!いいよな!?、サスケもオレと一緒ってコトで!!」
あら、私のナカで2人一緒に…なんて見かけによらず欲張りなのね。
ふふ…、二輪挿しなんて初めての経験でゾクゾクしちゃうじゃない。
「ええ、いいわよ。
一緒にキてちょうだい。」
「やったー!!ラッキー!!」
「解りました。じゃあ2人共、この書類にサインをして横に拇印を捺してくれる?」
「オウ!」
「サスケ君もね。」
「ああ。」
捺して…
激しく強く、私の奥深くを……――
「じゃあ、契約はこれで全て成立と。
今日から君達2人は、この事務所に所属する者として迎えられた。頑張って一緒に頂点を目指そうね?」
そうね。
みんなでイキつき果てるなんて最高だわ。
「私と一緒に、その絶頂の極みに到達しましょう。遠慮は要らない。早く私のソコで……。その為なら何も惜しまないわ…」
「大蛇丸様がココまで言うなんて、よっぽど君達は気に入られたようだ。
まあサスケくんは前々からだけど。これならすぐに2人共トップスターになれるよ。頑張って高みを目指してね。」
そうよ。
前から後ろからアナタ達の丸みを帯びて膨らんだトップを奥深くまで差し込んで、みんなで目指すの…。
煌めくあの瞬間的な高みにイキつくまで……
離さないわよ…。
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