告白 何とか安心して欲しくて背中をぽんぽん撫で叩く。 オレがいるから大丈夫って、伝えたくて。 そしたら 「実は熱はない」って。 でも体も少し熱いのはなんで? そんな疑問がわく中でアイツの話を黙って聞く。 へ?、…よく聞こえねェ…。 えっ?、なに? なにっ!な‥な‥、なに言ってんだってばよ!?、オレが好き‥って、……やっぱ、オメー具合悪ィだろ! な、なんでオレ、赤くなってんだァ? サクラちゃん、オレはサクラちゃんが好き。 サクラちゃんはサスケが好き、…でもって サスケはオレが‥‥ なんで? いっつもドベだとか、ウスラトンカチだとか……そーやってバカにして、オレはそんな お前を見返したくて、お前に認められたくて…サスケはオレには届かない存在で、でもライバルって思ってくれてるみたいで嬉しくて……オレはいつもサスケ、お前の背中を見つめ…そんでずっと追っかけて…‥――って、、これって顔赤くして思うコトじゃねーだろっ、オレェェッ! そりゃあ‥ 初めてのチューは事故だったけど、サスケと…だったし。 弁当くれて合格―‥って下忍になれたキッカケもお前で…… そーいや、見殺しにしないとか、言っといて見殺しに…‥まあ仮死だったけど、そんな風に約束ばっか破る遅刻先生よか…サスケは勇気と責任感があって、足手まといのオレをいつもカバーしてくれて……。 オレってば、サスケとのことばっか覚えてる。 それに… こうやって引っ付いてると何だかドキドキして…それでいて安心で………これって、そう思うって …好き、だから‥なんか? [←前][次→] [戻る] |