アニュハセヨな関係 サスケが突然、ベタベタして来た。 態とオレの弱い部分……耳とかその辺にキスをして、 腰を撫でる…―― いかにもエッチしてェって伝えるみてーに。 「バカ、サスケ!ダメだダメッ!!、明日も任務なんだからさ‥」 「ナルトのダメは本当はイイなんだろ?」 耳元に低い声を吹き付ける。 我慢だ我慢っ!てな風に唇を噛み締めるけどあんまりしつけーから……つい。 「ぅん、…や!!、ヤメろ、…バ‥カぁ‥っ‥」 ニヤリとするサスケにベッドへ押し倒される。 「眠くなる迄…いいだろ?、…なぁ‥」 「…うぅッ…… 」 サスケには抗えない。 ダメなのにイイってなっちまうオレは…… どんだけコイツが好きなんだろ? でも、 サスケも疲れてるっぽいし、今日はぜってぇ、やだ。 こーなったら痛いとこにグサッとくるオレの必殺マシンガントークをお見舞いするっきゃねーかも‥ 「ダメ!お前、オレよか早く寝ちまって明日んなったら、悪りィ寝ちまったってなっからヤダ!。その気にさせて生殺しなんてごめんだかんな!」 「………――。」 よっしゃ! サスケが黙りこくった。 「それにさ、オレ達…それだけじゃねーだろ?」 そうは言っても多分ソッチ系は少ないって思う。 普段ドタバタしてっし、週末はお気軽に…――みてーな車屋の宣伝みたいにコイツは言うけど、実際お互いバタバタしちまったりでってパターン。 オレはそれでも十分! サスケさえ、いりゃあいいかんな。 「俺はお前さえ居てくれりゃあいい。お前がプラトニックな関係が、いいってんなら…そうしてみるか?」 「ああ"? プラスチックな関係?一体、何だってばよ、それ。」 「…プラスチックじゃない、プラトニックだ…。つまりエッチはしねぇって関係だが…‥出来るか?」 「アニュハセヨでメガネなヤツか?」 「…ああ、ハムハサムニダだな‥」 「どっちが車に轢かれんだ?回復力のあるオレの方か?」 「お前は駄目だ…。痛い目に合わせる訳にはいかない‥。そうなると必然的に俺になるだろうな‥」 「なあなあ、一楽から出て来た途端、激眉先生の亀に轢かれるとかならオレのが似合いじゃねーか!」 「馬鹿言え‥。それを危ねーって庇うのは俺の役目だぞ。違うか?」 「看病すんの、めんどいからヤダ。」 「フン、やっぱりお前にプラトニックは無理だ。ナルトはエッチが好きだもんな?」 「な、なんだとォ!エッチ変態バカスケベはサスケじゃねーか!」 「…ああ、確かに俺は変態だが…バカスケベじゃなくて、エッチ、スケッチ、ワンタッチだぜ?」 「うあッ!触んな、コラッ!!、このヤロー‥。こうなったら境界線引いてやるってばよ!」 指でビーってシーツに縦線を描いて皺を作りナルトゾーンを作る。 「こっからコッチに来たらダメだかんな‥」 「駄目じゃねーだろ? いいんだぜ、プラトニックは触ってもキスしても‥な」 「 あっ、そっか。手ェ触れっとドキドキドッキンコでポッてなるもんな。青春の1ページな漫画とかでよく‥」 「ナルト…」 「…サスケ‥」 互いに手を伸ばすと ちびっとだけ手指が触れて…… めざせ、タッチャン甲子園みてーな感じでサッと手を離す。 そんで真っ赤んなってドキドキする演技に挑戦。 紫の薔薇の人な気分で…… 何だか、キモチわりィけどオレはプラトニックになりきる‥… 「…紫の‥バカの人はオメーだったんか‥サスケ。」 「おい、誰が馬鹿だ?誰が……!」 「わりィ、薔薇だった、薔薇‥。何かサスケって薔薇って感じしなくてさ。どっちか、つーとラベンダー?」 「へェ‥、なら匂い嗅がせてやろっか?」 ガバッと乗っかってくるサスケ。 オレってば、またまたピーンチ!! [←前][次→] [戻る] |