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それでも気分は攻め!

滲み出るサスケの攻めオーラに怯むも、勉強の為とサスケから離れず。
威圧されそうな空気に負けじと唇を噛み締めながら、ナルトはサスケの背中へと手を渡らせて衣服を掴み握った。

佐「いいじゃねーか、無理は体に毒だぜ?(ほっぺぷにぷに)お前はドキドキしてる方が初々しくていい。」

鳴「べつに無理してるってワケじゃねェって。(からかい突く指を跳ねのけるよう、ぷくと頬を膨らませて)へェ、ドキドキで壊れそうな方がいいんか?サスケは壊れそうなものばっか集めてそうだもんな…(しみじみと見上げ)」

佐「俺はガラスの十代じゃねーぞ…(ジトリ…)」

鳴「カラスの二十代はイタチだから、弟のお前にとっちゃあピッタリなんじゃねーの?ガラスの十代(ニヤニヤ)…で、サスケの飾らない言葉ってのは、どんなんだ?“俺の翼でお前と夜空を羽ばたきたい…”とかか?(ジっと見)」

佐「おま…それ、相当かざってんじゃねーか…(肩ぷるぷる)ナルト…あのな、そうじゃねーよ。こうやって…(金糸に鼻先埋めて)くっついてりゃ、その方が伝わるだろ…いろいろと。」

鳴「…そっか。夜空の剥こうみてーな感じを出してみたんだけどカッコつけ過ぎだったか。(やっちまったと俯き)……う、うん。(頬倒して温もりを求め)…こうしてるだけで、なんか嬉しいってばよ」

佐「面白いのもナルトのいいところだから、元気出せ(撫で撫で)…沢山話そうとすると、うまく伝わらねぇ気がしてな…(背中に腕を回してゆるゆる撫で)態度で示すってヤツだな。」

鳴「オレってば、いつでも真剣なんだけど…、エッチなムードとか、ロマンチック街道とか、作ったりはダメっぽいみたい。どうしてなんだろな?(ぎゅっとしがみつき)……ちょっと、おしゃべりだからかな?(胸板に溜め息吐いて)」

佐「お前は根っからの受けってことだろ…(フと笑んで肩を撫で)」

鳴「サスケが相手だからそうなっちまうんだって思うけど?(絶対リバ)態度で示す…か。(顔上げて両手を彼の頬に伸ばし包んで軽く唇に口付けを落とし)…こんな風に?」

佐「…(重なった唇にはこちらからも唇を押し当ててゆっくり離し)…上手くなったじゃねーか…」

鳴「チューはいっぱいしたかんな!サスケと!(褒められてニコニコし)…あと、コッチも褒めてくれたっけか。(下肢に指流してズボンの中心を、ついと触れ悪戯めかした笑みを唇に浮かばせ)」

佐「…っ(腰に響くような感覚に僅かに眉を潜めて息を詰め)そうだな…お前は誘い方が上手い。(ぴったりと体を密着させて首筋に頬を寄せて)」

鳴「(密着する身体、首筋に倒れた横髪の毛先に僅かに肩揺らし、短く息を飲み。褒められた事よりも彼の表情に気を好くして、更に指先で柔らかな筒状を撫で上げて)サスケが教えてくれたんじゃんか。…こうすっと気持ちイイって、さ。(顔倒し後ろに流れる黒髪に緩く唇を擦りつけ)」

佐「…っは、(やんわりと包み込む指先に自身は徐々に硬度を増してゆき、詰まる息を時折唇の端から漏らして瞳を閉じ)」

鳴「…サスケのドンドンおっきくなってくってばよ…(彼の息遣いや変容して暈増す自身にドキドキして高まり)」

佐「誰のせいだ…?なあ…」

鳴「へへッ…(照れて笑い。己が触れる事で芯附いてゆくのが愉しく、布地を擦るよう盛り上がる筒に指先を滑らせて)」


誘い受けや襲い受けという類いは、サスケの好みでもあったから、こうした愛撫を歓迎した。
性技を知らぬナルトをここまでに仕込んだのは己だと自負すれば、自然と片口端が吊り上がる。
ナルトは、そうしたサスケの思考など読み取れず、主導権を握っている事=攻めと浮かれ、衣下で反るサスケの下肢に戯れ、愉しんでいた。


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