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一緒の気持ち
そー思ったら
胸が苦しくて
黙ってらんなくて…

「オレも好き、
サスケが……好き‥」
口を開いた途端
簡単で、でも勇気や思い切りがねーと言えない言葉が飛び出した。

サスケは最初、驚いたような顔をしたけど、すぐに嬉しいって言ってるみたいにちょっとだけ微笑んでオレの髪をくしゃっと撫でた。



オレは何だか知んねーけど、
そんなあいつに
手ェ伸ばして、
抱き付いて、
そんで…
今度はオレから、
あいつの唇にキスをしてた。


「好き」って言われたのって初めてだったから嬉しかったんかもな、…きっと。
なんて言い訳するようなことを頭ん中で巡らしてたけど、唇に触れるサスケの「好き」もオレの気持ちと似たり寄ったりな感じがして、それから何度かオレ達は唇を重ねた。


そうして行く内に
なんだか頭がぼーっとなって……
オレまで
熱が少しあるみたいになっちまった。

そんな頃、あいつの温もりが消える。

「ラーメン、作ってくれんだろ?
俺も手伝うから起きろ。」


ああ!
そうだった、うっかりちゃっかり忘れてたってばよ!!


ってか、
急に態度を変えやがって、一体なんだってんだ?

サスケの考えてることはわかんねーけど、きっと腹が空いたんだな。


おやつの肉まん、あいつ半分残してたし。

そんなことを思いながら慌ててベッドから離れて、暗くなった部屋の電気を点けて時計を見たら『もう夕飯の準備をしなきゃ、』って‥みんなの母ちゃん
達が台所に立つ、
そんな時間になっていた。





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