ある少女の情報
さて、物語を始める前に私のことから教えようか。
立海3年野島はじ。学校でよく一緒にいるのは地味な感じの子達。
クラスのでの位置は煌びやかじゃないけど、浮くこともなく、中間より下にいる感じ。
ちなみに格好は、目にかかった前髪にメガネ。ぷらす、無表情。そのおかげで、コンプレックスの童顔が隠せてる。
身長は背の順で1番前。別にチビなわけじゃなから！周りが大きいだけだから！
そんな私の裏の顔。
それは立海の女子生徒を中心に広まってる「相談役」という顔。
適当にメアドを流してみると、チェンメとか嫌がらせメールとかがきてたけど、ある時に女子からの恋の相談があった。
それに適当に返信すると、その子の恋が実ったらしく、それからは「相談役」として立海の女子生徒で知らない人はいないほどまでになってしまった。
相談はいっぱいくるけど、ぶっちゃけ面倒で面白そうなのにしか返信してない。
結構適当な感じだが、嫌がらせメールもチェンメもこなくなった。
ちなみに私は携帯を2つ所持してる。普段用と相談役用の2つ。
それが私。
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