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「てめーーー!なんでだ!なんで瑞希と別れたっ!」

「なんでお前がそんなに怒ってるんだ?」

「こっちが苦労したからにきまってんだろうが!!!」


顔を真っ赤にさせ亮の首の根っこをもの凄い力をいれてしめているというのに、けらけら笑って
「別に。いいじゃん」と言う亮の反応に脳内大爆発しそうです。


この下衆野郎が!!!!


「お前は一体どんなやつなら付き合っていけるんだ!?もういっそのこと女を卒業して男に走れ。そしたら世の女性達が泣かなくてすむ!」

「おいおい、男に走れって、なんつー提案持ち出すんだ。俺そっち系興味ねーし」

「ならこれ以上女と付き合うな!禁止令出してやる女性に接近禁止令だ!」

「ふぅん…」



流石にこれは効果あったか!

昔からこいつの周りには女がいた。一度たりとも女から離れたことはない。

だから女に手を出せないとなれば亮は弱るに決まっている!!


亮−女=弱虫!


そうあたしの頭の中では方程式が立ち上がった。



しかし思ったよりも平然そうな顔で亮はぽりぽり髪を掻きながら「でもさ。」と言葉を呟いた。


「でも、それってお前には近づいてもいいんだろ?」

「……あんた。あたしが女じゃないと言いたいのか?」

「おお、よくわかったな」

「やっぱりしねえええええええええ!!」


その場にあった机を持ち上げ亮に向かって投げ飛ばす。


が鼻で嘲われ、簡単に避けられた。



ちなみにそのまま机が窓から飛び出し、



がしゃーん!



と聞こえたのは、錯覚か幻聴と言う事にしましょう。




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あきゅろす。
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