[携帯モード] [URL送信]

短篇
性なるバレートイーン5
それぞれが屈強であり寧ろ兎人の方が場違いに見えている。龍人が思い切り突き上げると同時に連動して、兎人の両足まで軽く浮き上がってしまう程なのだから。
避妊具の中に溜め込まれたものを缶の中へと移す者、女性の一人が豪快に開脚した体勢で持ち上げられて股座から垂れ流している精液を垂らされ、今は一つの缶に兎人が寄り掛かっている。
誰もが口や自分の穴、手を使っての奉仕に集中しており、缶に精液を溜め込む事だけを誰もが重点的に努力しているのだと突き上げられ喘ぎながら兎人は察した。曲りなりにも全員が本気であるのだと。

「ぐあっがあぁぁっ…!?てめ、まじかよっ……!」
「おぉ…あ、初めてっぽいな……悪いな、こんな時に、よっ」
「あぐぅぅ!?だったら、っ…やめろってぇっ!」
「……んぁ……ふぅ……」

龍人の動きに合わせて小さく揺れ動きながらも、本格的に痛みを感じ始めたらしい虎人の竿がみるみる萎えていく感覚も兎人は鮮明に味わった。柔らかになった竿から精液の残りが飛び出し、肉棘も引っ掛かるだけの硬さは失われているのが分かる。
但し、兎人の具合の良さは絶頂に達しながらもいきり立ったままの逸物からしてもしっかりと保たれたままであり、ぐんにゃりとした竿を虎人自身の鞘には納められ歯しないまま、苦しそうな声を漏らし続けているのだ。
虎人自身の窄まりが剛直を根元近くまで受け入れていながら切れてはいないのを良い事に、龍人の詫びる口調からしてあくまでも軽いままであり、腰の動きはどれだけ虎人が呻こうとも拒もうとも全く納まる気配すら見せて居ない。

「がぁぁ……あ、あっぎ、離れ、まっ……」「ほれ、もう慣れて来たんだろっ…こんな風にずんずん突かれるのが良くなって来たんだろっ!」「はぁ…あぁ……そう、みたいです、か…あがぁぁっ……!」
「そ、だなぁっ…調子出て来たってぇ…こんな事、言うんだろうなあぁぁ……っ…!」

尖りを帯びた先端に根元に近付くに連れて太くなっていく、まさに杭の様な形状をしている龍人の逸物。元々の大きさと血管の隆起もあって、初めて受け入れるには敷居が高い代物だったが。
ぐぶぐぶと音を立てて虎人が兎人に突っ込んだまま龍人から突かれている内に、次第に再度竿が立ち上がり肉棘が引っ掛かり始めたのを鮮明に感じた。虎人の後ろの具合も本気で拒んでいる様な強い締まりは和らいで。
龍人の動きと連動するかの様に、改めて虎人が腰の律動を再会する。兎人はまたも息が詰まる中で押し出されるかの様な快楽が走り抜けており、ついでの様に竿の先端からは濁った先走りが飛んだ。
それから先に関しては、先程とそんなには変わらず、先程よりも盛大に事が、交わりが行われる。龍人と虎人との尻肉がぶつかる度にばんっばんと硬い筋肉が触れ合う音が響き渡り、兎人の尻にはふかふかと虎人の陰嚢が叩きつけられて。

「ぐぉぉ、っがあぁぁぁ……っ!!」「おっしいく、ぞぉぉぉっ!」「は……あー……はぁぁ……」

龍人、虎人、兎人の順番で、注ぎ込む快楽、注がれる快感を雄達は味わう事になる。熱と質量を渡しあう様な刺激にぶるりと身体は疼くまま、缶の中に向かってまた兎人の精液が注ぎ込まれた。尚も彼の竿はいきり立ち、陰嚢は渦巻く様に蠢いていた。


[*前へ][次へ#]

5/9ページ

[戻る]


あきゅろす。
無料HPエムペ!