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短篇
欲会-7
「っひ……ぉおぉぉ……っっ……ぉ……ご……ぉ……」
「ふぅぅぅ……やっぱり初物は良いものだねえ……思ったより簡単に緩んでくれたし、素質あるかもね……ふぅ……」

ぐい、ぐいと尻にぴったりくっついていた玉袋が未だに重たくて熱いままで中に煮え滾った感覚が残る感覚を味わいながら、やっと根元の膨らみが萎えた頃には自分の腹部は丸々と膨れ上がっていた。
破裂してしまわないのが不思議なぐらいだった。身体の中が焼けてしまったかの様な気分になって、気が付けば何度精液を吐き出したのかも分からないくらいの気分が走り抜けている。
まだ電撃が頭の中に全身に抜けていっぱいになっているのが分かる。腹に飛び散った精液と汗の匂いに周りの獣人達もこっちの事を気遣いながら、不気味なくらいの興奮が支配しているのが感じる。

「おぐ、ぅぅぅっ……!?」
「おっと、こぼれちゃうよねえ……ふふ、これで大分仕上がったんじゃないかなあ」
「もう開いてるもんだな……相変わらずデカいチンポで」「後がつかえてる割に亀頭球まで嵌めやがってなあ……吐き出すのも時間掛かるぞ」

自分の尻から尻がひり出される、ぐらいの気分で、気遣いながらも一息に深く埋まっていた狸人のチンポが自分の尻から引き抜かれ、黄ばんだ精液が音を立てて狸人の下腹部からファミレスの椅子まで滝の様に流れ落ちていく。
二の腕と思えるくらいの歪で凶悪、先端が細っている癖に人間の様な著しく太い雁首を備えた竿からは、粘っこい精液を吐き出し足りないと言っている様に先端から飛び出したまだ膨らんだままの腹を汚していた。
周りの獣人達も何とも言えない苦笑いを浮かべながら頭を撫でる。口に取り付けていた開口具が取り外されるが、そこでやっと声色の中に混ざった何とも言えない熱に気が付いていく。

いやらしいビデオで何度も見覚えがある光景と経験だ。粘性の強過ぎる精液は尻から飛び出す時にも普通に排泄する時とは違った具合の感触をこれでもかと伝えて来てしまう。
どろどろした固形物が混ざっているのが尻から伝わる感触で分かってしまうくらいの量。中々流れない為に自由になった身体を必死でテーブルの上で揺らしながら、やっと元通りに凹んだ腹越しに見えるのは尚も勃起した自分のチンポ。

「ぐ……は……ぁぁぁ……」

周りの獣人達が何とも柔らかな笑みと、周りで盛る声と、それでいて立派に勃起したチンポを揺らして、先走りを垂らしている理由だって分かる。
自分は確かに喘いでいたし、それ以上に悶えてしまっていたから。自分がやるなんて思わなかったし、それ以上に興奮してしまっているのが自分なのだと思いたくはない。
思いたくはないのに、何気なく伸びてきた毛むくじゃらの手が身体をそっと撫で上げて来るだけで快感が走って、顔の前に新たなチンポが突き付けられると匂いがまた興奮を及ぼして来る。
変な薬物の類は何も飲まされたり、ひょっとしたら注射的めいた何かを取り込まれてはいないんだろう。
だったら自分は、獣人とのセックスと中出しと愛撫だけで、これだけ仕上がって絶頂してしまっていたんだ。

「や……ぁ…ぁ……」
「さて、後はもうお任せしても良いかな……このまま私専属になるって言うなら悪い気もしないけど」
「折角こうして人間がやって来たんだから俺達にも抱かせねえと」「そうだそうだ、折角シコらず溜めてんだからよ」

喧噪が聞こえるのが聞こえて、何とも言えない表情を浮かべながら狸人の両腕が自分の身体を引き起こし、一旦身体を抱き締めてから、狼人に預けられていった。
周りから伸びる手、テーブルが移動されて、他の獣人達が自分の下半身側に回って来るのが見える。
また違った形のチンポの熱を、ぱくぱくと開いたまま閉じない尻が感じただけで、また自分のチンポが勃起してしまっていた。

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あきゅろす。
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