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短篇

漸くほぼ全ての鰐人が男と繋がって、その高ぶりを吐き出し終えた時。

「さぁて、俺はまだだが?」
「…っ……ぁぁ…」

大将が身に付けていた前掛けを外して、凶悪なまでに巨大な肉棒を晒し出して男の前へ。
男の孔からは、否、胸元や顔、背中までも鰐人の精が吐き出されて、濃い雄の匂いを放っていて。


「………随分やらしい身体になりやがって…」
その身体を大将は優しく抱き寄せながら、その自慢の雄を孔にあてがう。

「……っ…ぅ…」
「…そら、いくぜっ…!」

ずぷりと艶かしげな音を立てて、巨根が男の内部へ突き立てられていく。

「……っぁぁぁぁっ…!…」
身体はがくがくと震え、勃ち上がった雄から染み出す白濁も薄く、溜まっていた精液が外に押し出されて。
「……フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!」
「かっ……ひぎっ…ぁぁぁぁっ……」


大将の雄は男の内部を抉り穿ち掘り犯し尽くし、男は喘ぎすら漏れない程の快感が走る。
ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃと激しく腰を揺らして、大将が腰を打ち付ける度に男の下腹部がごり、と膨れる。

「…おら、こんな俺のにぎゅうぎゅう吸い付いて、お前がこんなに淫乱だったとはなぁ!」
「…ぁ……ちが…っ…」

気を良くした鰐人の大将は男の身体をぎゅうと抱き締め、ごつごつした鱗と人間の肌とを密着させた。
男の意識は快感によって吹き飛びかけて、されど繋ぎ止めているのもまた快感で。

「折角の客だからなっ!腹が破れるまでブチ撒けてやるぞっ!」
「…っ…ゃっ………」

大将が全身の筋肉を硬直させ、下腹部が膨れるのも構わず雄を体内に捩じ込み、

「グァァァァァァッ!」
「……っ…!……ぁっ…」

猛烈な勢いでどくどくと流し込まれる精液は、恐ろしく重く、腹の中に確かな質量を発していて、
その快感に微かに喘ぎながら、男の意識は掠れて、消えた。




こっちに行ってみよう。
男は足を進めた。

今日はどうだろうか。
そんな事を考えている。

今日こそはきっと。
そこで前掛けのみを身に付けた鰐人に出くわした。

「出られない……」

男はがくりと肩を落とした。

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あきゅろす。
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