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短篇

舌は熱くて厚くて、男は自在に動き回るその物体をきゅうきゅうと締め付けてしまう。

同時に言葉では表すことの出来ない感覚が、更に身体がびくんと跳ねて逸物から先走りを垂らす。


「……もうこんなにしてるなんて、俺等の動きで感じてるんだよなぁ!」
「……っ!違う…っ…」

自身の内部を這い回る感覚に悶えながら、男は必死で首を横に振る。

「気持ち良くなんか……っっぁ…っ……」

わざとゆっくりとした動きで、舌が孔から引き抜かれ、男は身震いした。

「そんな下手に嘘つくとなぁ……」
男の中に舌を埋めていた鰐人が、指にたっぷりと唾液をまぶし、それを孔へと当てて

「………っ……ひぁぁぁっ!?」
力を加えて、ずんと二本纏めて指を突き入れる。十分に舐め解された孔は緩みきって、
きゅうと締め付けるにも関わらず、指を動かすには苦労しない。
「ほーら、もっと啼いて良いんだぞ?」

鰐人はそれが気に入ったのか、ぐちゅぐちゅと派手な音を立てながら男の中をかき混ぜる。
「やだ…っ……ぁぁぁぁっ!?」
前立腺を抉られ、男は叫びながら再度逸物から精液を飛ばした。


「……もう十分だろ」

指を引き抜けば、既に腸液やら唾液でてらてらと艶かしくぬめっていて。
既に鰐人の股間に存在するスリットは裂けて、グロテスクにびくびくと震える一本の肉棒が屹立している。

「……ひぃぃ…っ…!…待って…」

孔の表面に当てられた、熱く尚且つ大きい質量。それが何なのか解ってしまい、必死で首を横に振るが、



「やだ」「……っふぁぁぁぁっ!?…」

ずぷずぷと鰐人と男が繋がって、男は予想以上の快感に声を上げた。
深々と埋まった肉の杭は、びくびくと自己主張を続けながら、内襞を漁り始める。


「…っぁっ…やぁ…っ…ひぃっ…」
「……しっかり締め付けてきて、可愛らしいねぇ」

鰐人は満足げに笑いながら、腰を荒々しく打ち付ける。そして

「ん……グォォッ…!」
「ぁ…っ……出てる…ぅ……っ」

大量の白濁が男の中に余さず注がれ、その熱を感じながら男の理性は確実に溶かされ。

「……次は俺な」「その次は……」

「………くぁぁぁあっ!?」
出し終えた鰐人が出していない鰐人に代わる、ただそれだけの事で。

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あきゅろす。
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