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短篇

「……どれ、これがイイのか?」

呟きながら大将は股間の膨らみと、胸の突起を同時に摘まみ弄ぶ。

「ひゃぃっ!?」

すると男の身体が小さく跳ねて、下着越しにびくびくと震える感触が。

「ハハハ、ずいぶん良くなってるじゃねぇか」

男の耳元にその顔を寄せて、囁いた。

「……お前ら、折角の客人を歓迎してみないか?」
「…歓迎…って…」

何をするのだろうか、と考える男の廻りに鰐人達が近寄ってくる。男を囲むように。全員が妙な笑みを浮かべている。

「……ふぁっ!?」

首筋を分厚い舌がねっとりと這い、思わず声が出る。
「……っ!?…」

戒めがようやく解かれて、男は床に転がされる。大将含めた屈強な鰐人が、男を囲っている。

「大丈夫、別に嫌な事じゃねぇよ……」

鰐人達がじりじりと男との距離を詰めて。絶対に逃がさないと言わんばっかりに。

「……まあ、病み付きになって、色々飛ぶかもしれんがなぁ…」
そう耳にした途端に、鱗を纏った無数の太い腕が男の身体を捉えようと伸びてきた。




「…っ…!…ぅぅぅぅっ!?」
「またイったのかよ?」「身体ぷるぷる震わせて、可愛いなぁ」

直ぐ様内部にはきつい雄の匂いが充満して、つんと男の鼻孔を刺激する。
無数のごつごつした手が男の脇腹を擦り、胸を揉み、口内に指が入れられ、舌を弄られ、反り立つ逸物を扱き上げられ、堪らず喘ぎを漏らす。


「っぁぁぁ…ぁっ…やっ……っ…」

息も絶え絶えな男の口から指が抜かれて、その代わりに重厚な舌が侵入する。
「…─っ…!─っ…」
打ち合わせでもしたのだろうか、同時に身体中に紅い舌が、うなじを胸を脇腹を臍を舐め回して、忽ちに唾液にまみれさせてしまう。

「……ぅっ…!?…」

臀部の肉をぐいと押し拡げられる感触がしたかと思えば、自分では見えない孔に舌がねっとりと這った。
「…っく……ん……くはぁっ…!?」

口内に溜まった鰐人の唾液が幾筋も糸を引いて身体に落ちる。

孔の回りだけが異様に鋭敏になってしまったような快感が舌が這う度に走って。

「………んぁぁぁっ!?」

舌先が孔の中心を割り開くようにして、ずぷりと男の内襞へ潜り始めた。

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あきゅろす。
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