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それが例え罪だとしても(シュタメデュ)




ねえ、貴方を愛する事は許される?





「あら?随分と遅いのね」


「仕事が長引いちゃいましてねぇ」


「…貴方、レディファーストなんて言葉は知らないでしょう。遅刻して女を待たせるなんて良くないわ」


「生憎俺の辞書にそんな言葉はない。あるのは解剖ぐらいだ」


「フフ、怖い人」





何時からか始まった許されぬ逢瀬。相手は敵で、いつやられてもおかしくはないのに…



変だわ。何故か胸がざわつくの。珍しく眼鏡を外した眼が、月明かりに照らされて(ああ、またその鋭い眼光が私を射抜く)




ねえ、気付いてる?私の鼓動が徐々に速まっている事に。この原因は果たして貴方の研究で解明出来るのかしら?





「…今日はまた随分と甘えますね。メデューサ先生?」





バラされても知らないですよと耳元で狂気に満ちた囁きが零れて。






「貴方は私の物になるかしら」


「どうでしょうね?欲しければ力づくで奪ったらどうです?」





今宵もまた高鳴った鼓動に、私は。
(壊したいぐらい惹かれている事に気付くのだ)




Fin



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ソウルイーターのシュタインとメデューサ。

どうやら管理人は自分が思っている以上にこの二人が気に入ってしまったようです…笑

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あきゅろす。
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