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俺の女神[と書いて天使と読む](播天)
(以前の俺、は)





どうしようもないガキで、ただの荒くれ者だった。
出来事は毎日の喧嘩。
ただそれだけ。




何度拳を振るっても振るっても。どこか心が渇いてた。それを虚しく思った事はあるが、別にどうでも良いと思っていた。




退屈でつまらない日常が無限ループのように続く。でもそれが当たり前で、仕方ないと思っていた。





君に、出逢うまでは






「おっはよー!」


「おはよう天満」


「おはよう」


「今日も元気そうだな塚本は」





塚本天満。通称天満ちゃん(大の男がちゃん付け?とか言うな)
俺のクラスメイトであり、俺の好きな女。






ああ、今日も無邪気な笑顔が眩しいぜ!(親指グッ)





「今日テストあるよねー憂鬱だよ〜」





あのどこか物憂げな表情もイカすぜ!とチラチラ彼女の姿を見ては思う俺。どうやら俺は相当彼女に惚れ込んでいるようだ。





(それでも不良かって?不良が純情で悪いか あァ!?)





塚本天満。渇いてた心を潤わせて、退屈な日常から抜け出させてくれた女。




彼女のおかげで、退屈だと感じなくなった(退屈だと思うヒマが無いとも言う)


学校だって前よりはちゃんと来るようになったし。不良っぽく無いって?まぁ一応は不良で通っているんだがな…



日々小さな台風のように次々と勘違い連鎖が起こったりトラブルが起こったりしている(トラブルなんて可愛いモンじゃないかもしれないけど)




まあそれも彼女の無邪気さ故だ(と、俺は思うぜ)




なあ、気付いてるか天満ちゃん。

その無邪気さに、優しさに。

救われた奴が此処に居るって事に。





人を好きになるのがこんなにも苦しくて。


気持ちを伝えるのが大変で(奴は超が付く程鈍感なので、日々空回りして伝わらない)


でも幸せな気持ちになるって事を教えてくれたのは君だから、





今此処で、誓おう。






(俺はどんな事があっても悲しませないし泣かせない。ずっと護っていくと誓うから)





俺が一番幸せになって欲しいと考えるのは他でもない。天満ちゃん、君だ。


ずっと笑っていて欲しい。





(出来るなら俺が幸せにしてやりたい)






だからどうか。
俺の気持ちを聞いて。
そして出来れば答えて欲しい。



それでも伝わらない足りないというのなら、何度だって叫ぶから。






(お前の事が好きだって、さ)







バカで不良でガキで、小さい男で。そんなに出来た人間じゃねぇし、喧嘩ばっかりしてる勉強もロクに出来ないダメな奴かもしれない。




(それにまだ愛なんて知らないけれど)



それでも。



天満ちゃんを想う気持ちは本物で、真剣だから。(烏丸にだって負けてねぇハズだ!)







少年の叫びを
(どうか聞いてくれ!)







Fin





────────
播磨…お前誰だ!(え

ごめん妹よ……播磨くんの性格が違い過ぎ…る…(苦笑)

これ、1回全部消えちゃいまして弟と格闘しつつ必死に思い出して書きました。…が、やっぱり最初と少し違うよー(泣)


バカで不良だけど、でも大切に真剣に天満の事を想ってる播磨くんが好きです^^

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あきゅろす。
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