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Trip Sisters!
こんな選択ってありですか



並盛商店街ー

さて、いきなりREBORN!の世界にトリップひてしまった私達姉妹は本日泊まる予定の宿を探していた途中ですが、なんとそこで一人の青年と出会いました。
その青年はきっと私の大好きな人です。
さぁ、どうなる私達!!!

?「君達、名前は?」

黒い学ランを羽織り颯爽と現れた一人のお兄さん。
名前聞かれたけどお兄さんの名前も知りたいです。

「えっと…苗字主人公の名前です」

苗字家次女で、中学2年生です。
よろしくお願いします♪

姉「苗字姉の名前」

苗字家長女で、とりあえず…中3くらいにしときましょうか。
よろしくしてやってください。

?「見かけない顔だけど、隣町かい?」

「い、いえ…そうではなくてですね…」

やばい。説明しづらいぞ。
別に隣町に住んでるわけじゃないし、かと言って私達違う世界からトリップして来ました!なんて言ったら確実に不安がられる!!!
どうしよう……!

姉「とりあえずお兄さん、名前は?」

「おっ、お姉ちゃんーーー!!?」

いきなり何を聞いてるんだこの姉は!?
いや、確かにこの人REBORN!の漫画で見たことあると思うし私の大好きな人だと思うけど少し不安だから名前はちょっと気になるけど!!!!
なるけどいま聞きますか!!?

雲「雲雀恭弥」

やっぱり!!!!!!!!!!!!
並盛中学風紀委員長雲雀恭弥!
ついでにボンゴレ雲の守護者!!

やっと会えた……。
私の、運命の人……。

姉「雲雀恭弥、ねぇ…」

「お、お姉ちゃん少し黙って…」

だめだ。
雲雀さんはお姉ちゃんのライバルなんだ…。
なんでライバルなのかわかんないけど。

雲「質問に答えなよ、君達は何者?」

「えっと…と、隣の隣の隣町から引っ越してきたんです」

雲「隣の隣の隣町?」

「今日から、並盛中学に転入する予定なんです…」

姉「ちょ、ちょっと、主人公の名前姉!?」

あなたの姉でもないのにさっきから主人公の名前姉と呼ばれているのは気にしない。
だってこうでもしないと不信がられまくるし、これ以上の言い訳なんて思いつかないよ……。

雲「なるほどね」

「納得した……」

雲雀さんって漫画で見るより案外お姉ちゃんと似てて単純な性格なのかな?
私の嘘が余裕で通ってる。

雲「転入手続きはしたの?」

「あ、いえ、これから…」

雲「そう、なら着いてきて。並中まで案内するよ」

「はい…」

姉「主人公の名前姉、すごっ」

「うるさい、早く行くよ」

姉「はーい♪」

とりあえずなんとかいったみたいなのでこのまま流れに乗って並盛中学に転入することにしました。


並盛中学校ー

雲「着いたよ」

「ここが…」

姉「ツナ君のいる並中!」

市立並盛中学校。
今日?から通うことになる中学校。
雲雀さんのいる……中学校。

雲「校長室まで案内するから、そこで転入手続きして」

「はい」

姉「だる」

「行くよ」

姉「ほいほい」

それから雲雀さんに校長室まで案内してもらい、簡単に校長先生から転入のOKをしてもらい応接室に行って制服を取りに行った。

までは良かった。

姉「ツナ君だあああああああ!!」

?「わああああああ!!!??」

?「てめぇ、何者だ!?10代目に気安く触んな!!!!」

?「転入生か?」

「はぁ……」

この現状である。
と、言ってもあまり伝わらないので頑張って表してみます。
とりあえず……自己紹介がてら表現していきますね。

いまお姉ちゃんがすごい力で抱きついている男の子が沢田綱吉君。
ボンゴレボスで大空の守護者。

そのお姉ちゃんにキレている銀髪のお兄さんは獄寺隼人君。
ボンゴレボスの右腕で嵐の守護者。

私達が転入生だと気付いてくれたのは野球部エースの山本武君。
ボンゴレ雨の守護者。

と、こんなもんですね。

「お姉ちゃん、その子困ってるでしょ離してあげて」

姉「あぁん、ツナ君ー…」

泡吹いて倒れそうになっている綱吉君からお姉ちゃんを剥がす。

ツ「げほっ、げほっ」

獄「大丈夫ですか10代目!」

ツ「う、うん…大丈夫」

「姉が申し訳ありません」

ツ「い、いえいえ!そんな…」

むせるほど抱きしめてたなんて…綱吉君ってお姉ちゃんみたいに体力ないんだからあんまり乱暴に扱っちゃだめだよ。

ツ「えっと、君達って…」

「あ、転入生の苗字主人公の名前です」

姉「苗字主人公の名前ですっ」

雲「今日から並中生だよ」

ツ「そうなんだ、よろしくね!」

「はい」

姉「よろしくね、ツナ君ー

ツ「うっ、うん」

若干お姉ちゃんに引き気味の綱吉君とお姉ちゃんにキレている獄寺君を見ながら私は綱吉君に声をかけた。

「綱吉君達は、どうして応接室に?」

ツ「あ、ヒバリさんから呼び出されてて…」

「雲雀さん?」

雲「君達の、年次分けだよ」

「年次分け…」

そうか。クラスとか学年とかいろいろ割振らなきゃいけないのか。

雲「苗字主人公の名前」

「はいっ」

うわぁ、雲雀さんに名前呼ばれちゃった……ちょっと照れる。

雲「君は2-A」

「2-Aですか」

ツ「オレ達と同じだよ、よろしくね」

「はい、よろしくお願いします」

私は綱吉君と隼人君と武君と同じか。
お姉ちゃんは確実に違うね。

雲「苗字姉の名前」

姉「ひゃい………」

雲「君は3-Aだよ」

姉「なっ!!!」

3-A。
笹川了平君がいるところか。
ま、妥当だよな。

姉「ツナ君と一緒がいいいいいい!」

雲「泣くな喚くなうるさい」

姉「主人公の名前姉とも同じがいいよおおお」

「ドンマイ」

私の足に縋りつくお姉ちゃんの頭を撫でながら制服を着る。
念願の並中の制服っ!

雲「それと」

「?」

雲「苗字主人公の名前には風紀委員に入ってもらう」

「!」

私が、風紀委員?
風紀委員って…雲雀さんと同じ?

山「あ、顔赤いぞ主人公の名前?」

「武君…やばい」

山「?」

雲「拒否権はないからね」

姉「雲雀恭弥ああああ!お前、私からツナ君を奪っておいて主人公の名前姉まで奪うのかあああああ!!」

雲「君には関係ないよ」

姉「主人公の名前姉はやらんぞおおお!!」

雲「風紀委員は僕のモノ。つまり彼女も僕のモノだよ」

姉「あげないからあああああ!」

うるさい争奪戦が始まる前にお姉ちゃんは綱吉君達に3年の教室まで送ってもらうことにしました。

「はぁ…やっと静かになった」

雲「君の姉は騒がしいね」

「すみません…」

あんな群れてる状態だけでもう咬み殺すとか言われそうで冷や冷やしてたのに…騒がしくしたらもう私の命ないかと思った。

雲「いいよ。それより、これ」

「あ、腕章……」

風紀委員の証という、腕章。
これが貰えるなんて……トリップして正解だったのかも。
なんて、思っちゃだめなのにね。

雲「君は、姉とは違う」

「?」

雲「気に入ったよ、主人公の名前」

「っ!!」

いま、名前っ!
やばい………すごく嬉しい。

雲「制服は着たね。教室まで送るよ」

「あ、ありがとうございます」

雲「放課後、応接室に来てね」

「はい、もちろん!」

雲雀さんと2人で歩く並中の廊下。
それだけで幸せ。
放課後が楽しみになった転入生でした。


さて、これから転入生のする最初の大仕事。自己紹介です!!!



Fin*°


ATOGAKI*°
はーいはいはい!
出会ったのは雲雀さんでしたー!!ww
大好きなんです、雲雀さん。
絵がうまい友人に必ず描いてもらうくらい大好きなんです。
並中の制服………めちゃくちゃ着たいッッ!
着た夢は見ましたけどねww
読んでくださりありがとうございます😃


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