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Trip Sisters!
もう一つのTrick or Treat!🎃



2-Aー


姉「よーしっ!ツナ君にTrick or Treatするぞー!!」

みなさんハッピーハロウィン!
今日はハロウィンなので、愛しのツナ君に甘い甘いお菓子をもらいに行こうと思います!!

姉「たぶん主人公の名前姉は雲雀のところで捕まってるから、私は私の役目を果たしに行こう!!」

と、いうわけでツナ君のいる2-Aまで来たということです!

姉「ツナ君いるかなー?」

教室を見渡したけどツナ君はいないみたい。
うーん…どこにいるんだろう。

京「あれ、姉の名前さん?」

姉「わ、京子ちゃん!」

京子ちゃんは仮装してないのか…ちょっと残念。
衣装選んでる時、京子ちゃんさり気なく自分にいかないように主人公の名前姉とか私の衣装ばっかり選んでたもんね…。
恐るべし、京子ちゃん。
恐るべし……了平の妹。
(まぁ、後から着せたけど)

京「こんなところでどうしたの?A組に何か用??」

姉「え、えっと…きょ、京子ちゃんは仮装してたんじゃないの?」

なんで敬語でキョドってんの私!
これじゃ不審者みたいじゃん!!

京「ふふ。仮装はさっきしてたけど、恥ずかしいから脱いじゃったんだ♪…ツナ君なら屋上に行ったよ?」

姉「あ、脱いだんだ………え?屋上?」

はて、何故屋上なんかに?
まだお昼じゃないしただの15分休みなのに…はっ!まさかサボる気か!

京「一人で行ってたから、たぶん2人きりになれるんじゃないかな」

姉「!あ、ありがとう京子ちゃん!」

これは良いこと聞いた!!!
この際、授業なんかどうでもいいからツナ君とサボろう!!!

そんな不純なことを考えながら、私は全速力で屋上へと向かったのである。

姉「ツナ君!!!」

ツ「わっ、姉の名前さんっ!!?」

屋上に着いたら京子ちゃんの言っていた通り、ツナ君は屋上でお昼寝しようとしていたみたいです。

姉「えへへ、やっと見つけた」

ツ「ど、どうしたんですか…もうすぐ授業始まりますよ」

姉「んー、それを言うならツナ君もじゃないかな?」

ツナ君の隣に座って少し意地悪く言ってみる。
ふふ、焦った顔すごく可愛い。

ツ「そ、その衣装!」

姉「え?」

ツ「い、意外と露出が多いんですね」

姉「………あぁ!」

なんで顔赤くしてるのかと思ってたら…そういうことか。
…いつも可愛い可愛いって思ってたけど、ツナ君も…男の子なんだよなぁ。

ツ「じゅっ、授業行きますか!?ここにいたらヒバリさんに見つかって咬み殺されたりしそうだし!!」

姉「大丈夫だよ」

立ち上がるツナ君の腕を掴んで微笑む。
キョトンとしているツナ君に私は、他人事のように呟いた。

姉「雲雀はいま、私の小悪魔を捕獲中だからね……」

ツ「!」

殺気を含みつつ、応接室の方へと視線を向ける。
雲雀の野郎………この借りはデカいからな……?

姉「だから、もう少し…ここにいて?」

ツ「……っ、はい」



姉「そういえば、ツナ君とこうしてゆっくり話すのって…珍しいよね」

ツ「あ、そう…ですね」

姉「ふふ、そんな身構えなくていいよ」

ツ「!」

私と話すたびにビクビク緊張するんだもん、少し寂しい気もするけど…それだけ私のことでいっぱいって思えば、まぁ大丈夫かな。

姉「リング戦、もう少しなんだよね」

ツ「………はい」

姉「大丈夫だよ。ツナ君、結構あれから成長してるし」

ツ「…自分では、あまりそう思わないんです」

姉「え?」

ツ「自分がどれだけ強くなってるのかとか、いまのままで…みんなを守り切れるのかとか……」

姉「…」

いまのツナ君、ほんとあの頃の主人公の名前と同じだなぁ。
あぁ……だからツナ君のこと気になるのかなぁ。

ツ「まだ姉の名前さんのこと倒せてないし」

姉「大丈夫」

ツ「……」

姉「いま以上に、ツナ君は強くなれるよ。だって……私がカテキョーしてるんだもん」

小さくうずくまるツナ君の頭を優しく撫でながら、私はそう言った。
ツナ君には強くなって欲しいから。

私たち姉妹を…救って欲しいから。
……ううん。
私たちじゃない。
私の、主人公の名前を救ってあげて欲しいから。

ツ「ありがとう、ございます…//」

姉「ん?顔赤いよ、大丈夫??」

ツ「だっ、大丈夫です!!!」

姉「そう?」

めっちゃリンゴみたいに赤いけど…熱じゃないよね?

ツ「……姉の名前さん」

姉「ん?」

ツ「か、」

姉「?」



ツ「可愛い…です」


姉「!!!」

いっ、いま!
ツナ君が…可愛いって言った!!!

ツ「あ、あと」

姉「はい!?」

わあああ、ツナ君が近い!
これって、これって……フェンスドン!?壁ドンならぬフェンスドンになるの!!?


ツ「Trick or Treat」

姉「ーーー!!!!」

な、なんで今日のツナ君こんな強気なのー!!?
なんでこんな攻めっ気あるの!!
恥ずかしいよ!!

姉「お、お菓子…どうぞ……/////」

ツ「ふふっ、ありがとうございます💕」



姉「ちくしょー…可愛すぎる小悪魔め……/////」



ハッピーハロウィンです!󾭗󾭗󾭗






Fin*°



おまけ💕


獄「10代目ー!!10代目どこですかあああああ!!?」

山「今日、全く見てねーなー」

ハ「ハヒ!?獄寺さんと山本さん!」

獄「あ!?アホ女じゃねーか!なんで並中にいんだ!!?」

ハ「はひー!ハルはアホじゃありません!!今日は主人公の名前ちゃんと姉の名前さんに衣装についての感想を聞きに来たんです!ついでに聞ければツナさんもですけど…」

山「衣装?あぁ、今日のハロウィン衣装か」

ハ「はい!全てハルの手作りですっ」

山「すごいよなー、主人公の名前の衣装見たかったわ」

ハ「はひ…ハルも見たかったですけど、いまは魔王のヒバリさんに捕まっているのです」

山「あー、残念だったな獄寺」

獄「あ?なんで俺がアイツの仮装を見なきゃいけねーんだよ。むしろ10代目の衣装が見てーよ」

山「あ、獄寺は主人公の名前じゃなくて姉の名前さんの方が好みだったか?」

獄「あの姉妹に興味ねーよ!」

山「俺は主人公の名前だな。あ、姉の名前さんはツナに取られるから諦めろよ獄寺」

獄「だあああああっ!10代目以外、興味ねーっつってんだろおおお!!?」

ハ「はひー?」



おわり💕

10.31


ATOGAKI
またまたハッピーハロウィンです!
おまけはお姉ちゃんとツナ君のお話しでした!
小悪魔なツナ君萌えます………😆💕
獄寺くんはいつでも10代目ラブでいてほしいですね。
山本も意外とピュアブラックだったり?
連載終わっても、まだまだREBORN!愛は終わりませんね!!!

ハッピーハロウィンでした!!
読んでくださりありがとうございます🎃

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あきゅろす。
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