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古今和歌集
0933
世の中は なにかつねなる あすか川 きのふのふちぞ けふはせになる




よみ人しらず




世の中は

一体何が変わらずにいるものだろうか。



明日という名を持つ明日香川も


昨日淵であったところが

今日は浅瀬になっている






無常観を詠んだもの。

明日香川の｢あす｣と｢明日｣が掛詞。

明日香川は傾斜地を流れ、大水の後は流れが変化する。





20070915 彩綺
あきゅろす。
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