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古今和歌集
0677
みちのくの あさかの沼の 花かつみ かつ見る人に こひやわたらむ




よみ人しらず




陸奥の安積の沼の花かつみ


その｢かつ｣ではないが



一方ではこうして逢っている人に

また一方では同時に恋い続けるのであろうか。






上三句は｢かつ｣を導き出す序詞。
｢花かつみ｣は花菖蒲の類かと言われるが、諸説ある。




20070915 彩綺
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