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その儚さがいとおしい


ねぇ、って言うと何?って返してくれたし、好きだよって言うと俺もって返してくれた。でももうお前は何ともうんとも好きとも愛してるとも言ってくれない。どうしたの?って聞いても返事は帰ってこない。だからキスをしたら、唇が冷たかった。まるで死んでいる様だった。
ああ、死んじゃったんだ。何で?何でだっけ?忘れちゃった。あーあ、なんか何もかもどうでもいいや。だったらそろそろ弦一郎のところにいこうかな。

緋い肌、緋く染み付いたシャツ、俺がここから飛び降りたら一つになるかな






Cathy



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