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入学式の日、初めて出会ったあの女は黒く長い髪をポニーテールにし、白い肌でセーラー服がよく似合う見た目物凄くおしとやかな清楚な感じの女だった
しかし、俺のあの女に対する第一印象はあの女によってガラガラと崩されていった




「オイゴルァ…前回の仕返しに来たぜ名前ちゃんよォ」

「んァ?・・また来たのか、貴様どれだけ暇人なのだ」


いきなり教室のドアが勢いよく開いたと思うと4人ぐらいの先輩と思われる男がゾロゾロと入ってきた。見るからにチンピラである


「暇人だァ?誰のために来てやってると思ってんだコルァ」

「別に頼んでなぞいない。貴様らが勝手に来たのだろう」

「クソアマァァア」

男が女に殴りかかった、と周りは思っただろう。しかし何故だか男はゆっくりと地面へゆっくりと倒れた。バタンと音をたて、ピクリとも動かなくなった男を見て、残りの男達の目は点になっている

「何だ、もう終わりか?相変わらずつまらん男じゃの」

出直してから来いと付け足して、目が点になっている残りの男達に言い放った

「貴様らも帰って鍛えた方がいいんじゃないのか?それともまだやるか?ま、無理だと思うがの」

「クソ・・・ッ、覚えてろ」

男達は倒れている男を担いで走って行った
女は何ごともなかったかのように机に戻り、またさっきのように窓の外を眺め始める
3Zの面々もビックリして呆然とし教室は沈黙が続いた


しばらくして女の口が開いた


「名字名前だ。1年間よろしく頼む」


 


あきゅろす。
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