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好奇心でチェンメを作ってみた。(暇潰しも兼ねて)もちろんホラー系のね、回さなきゃ死ぬってやつ

「なんでィこれは」

『あ、沖田さん。チェンメ作ってみたんだけどどーですか?』

「チェンメ?…いいと思うぜコレは。実際回ってきたらマジ怖ェな」

『とか言っちゃってますけど、目が物凄く楽しそう』

「当たり前でさァ。で、それ誰に回すんでィ」

『決まってんでしょ。もちろん』

「『土方さん』」

あら奇遇。息ピッタリじゃないですかふふふふ
沖田さんと意気投合はあんまりないから(土方さんに危害を加えること以外)嬉しいかもしれない
お互いニッと笑いあって早速送ってみた

『送信完了』

「奴は今日は非番だから絶対ェすぐ返ってきやすぜ」

『………』

「………」

「来ねェな…」

『ですね…』


それから30分間、沖田さんがメールや電話をしてみたが全然応答がなかった。

『遅いですね。何してるんでしょうか、仕事?』

「いや、非番の日に仕事するバカは居ないだろ。1出かけ先へケータイを忘れて行った。2メールは見たがあまりの怖さにケータイぶっ壊した、どっちでしょー」

『土方さんの場合ケータイ忘れるなんてヘマはしないでしょう、2で!』

真選組でもケータイは必須アイテムだから、ないとなると不便極まりない。それにあの人は副長、うん、あり得ない

『それにしても本当にどうしたんでしょう?見に行ってみますか?』

「面倒だけどねィ。仕方ねェや」

と言うことで土方さんの部屋へ行くことになりました。(作文んんん)

『ふくちょー』

「土方コノヤロー」

「あれ、どうしたんですか二人共」

後ろから声がした。びっくりして振り返ると、書類のような紙切れを両手に山崎さんが立っていた

『山崎さん、お仕事ですか?いや〜尊敬しちゃいますえへ』

「いや、尊敬しちゃいますって言われても。アンタの分も入ってるよコレ」

『ところで副長知りません?』

「無視かコラ」

「ちょいと土方さんに用があるんでさァ」

「副長なら自室に居ません?俺もコレ副長に渡すんです。持ってこいと言われてるので居る筈ですよ」

『居るのにどうして返答がないんでしょう?寝てるんでしょうか』

既に三人の頭の上には?の嵐。よくわからないままとりあえず副長の自室まで行こうと言う話になった

「土方コノヤロー」

『ふーくちょー』

「ふーくちょー」

「………」

『応答なしですね、…副長、開けますよー?いいですか?いいですね?いいだろコルァ』

「何で最後だけ強引なの」

最後にもう一度、開けますよーと断って襖を右にずらした

「…何やってんすか副長」

『ケータイ片手に、』

「うんこ『沖田さん、違います』

「お、おおおお前ら…!」

副長はケータイ片手に白目をむいて布団の上でうずくまっていた
気持ち悪い構図だなコレ

「メメメメール…!」

「あ、チェンメ、届きやした?あれは怖いですよねィ」

『我ながら傑作ですよ〜』

「がががが」

「蛾?」

「画ぞ…っ、添付…っ」

『添付?画像?』

「画像なんて送ってやせんぜ」

『その前に作った覚えないんですけど』

「ばばばばばバババカヤローさ、ささしゅ、流石にこりぇこれはねェだりょ!」

『噛みすぎですよ』

「日本語喋りなせェ、つかしっかりしてくだせェ土方さん」

「副長。その画像見せて下さいよ」

「おおおお」

『………』

「………」

「………」



私たちの意識が途絶えた


あきゅろす。
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