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ミーって…【フラ→スク→ザン】【※少危険物】





「う゛お゛ぉおい゛!!」

バンッ!!と部屋のドアが破壊される。
堂々とミーの部屋に入ってきたのは作戦隊長。

「今から予定あいてるかぁ!?」

「はいー?…まぁ、空いてると言えば空いてますかねー」

「よぉし!!俺と付き合え!!」

「………え?」

「買い物だぁ!!」

「あぁ…なるほど。」

びっくりしたー。
てっきり彼女になれとでも言われたのかと…。


それからミーと作戦隊長はアジトを出た。
黒い車に乗ってミーと作戦隊長はショッピングセンターに来た。

「全く…こんなとこ来ていいんですかー?ボスに殴られちゃいますよー?」

「だがそのボスから買い物を頼まれたんだぁ…」

「…何買うんですかー」

「なんか面白いモンだとよ。」

ミー達はショッピングセンターを回る。
面白いもの…そんなもの……
あ、そうだ、

「作戦隊長ー、」

「外ではスクアーロと呼べぇ」

「スクアーロセンパイー、」

「何だぁ」

「下町行きましょー。そっちのほうが面白いものありますよー」
「…?あ、あぁ。何かよくわかんねぇが…行ってみるか。」

そして車を走らせ下町に。

「……う゛おぉい。」

「何ですかー?」

「こんなトコにほんとにあんのかよ…」

作戦隊長がそういうのも当たり前だ。
周りには露出の多い女性や、ホテルに入っていくカップル、そして何よりそういった店ばかりしかないのだから。

「ありますよー、もう少し向こうですー」

顔を赤くした作戦隊長がすごく可愛くて…気がおかしくなりそうだった。

「あ、」

「あ゛?」

「着きましたよー」

「おもちゃ屋だぞぉ?んなのココじゃなくてもあるだろぉ…///」

確かにおもちゃ屋であるのは違いない。
だが店の看板には、こうかいてある。

「“大人の”おもちゃ屋さんですよー」

「……え゛!?////」

今にも頭から煙が出てしまうのではというほど顔を真っ赤にする作戦隊長。

「さぁ中に入りましょー、スクアーロセンパイ。」

「は、入るのかぁ…?///」

なかなか入ろうとしないピュアなセンパイを引っ張り込む。
店内にはびっくりするくらいのアレ用品がズラリと並んでいた。

「…ボスはどんな形のが好きですかねー」

「し…知るかぁ!!////」

「じゃあミーが買ってくるんでスクアーロセンパイは此処で待っててくださいー」
そう言って作戦隊長に店内の端のほうで待っててもらった。

「………コレがいいですかねー」

ミーが選んだのはピンク色の太めのバイブ。
それと、ローター。
会計を済ませ、作戦隊長の元へ……と、そこにはセンパイはいなかった。
店内を探すと、商品を見つめる作戦隊長がいた。
近寄り、声をかけてみる。

「スクアーロセンパイ、」

「うわっ!!び…びっくりさせんなぁ!!!!///」

相当パニクってますねーセンパイ。

「それ…ほしいんですかー?」

作戦隊長の見つめていた商品を指差し、言う。

「いっ、い…いるかよぉ!!//////それより帰るぞぉ!!」

少し言葉攻めしすぎちゃったかな、と思いながら、ミー達は店を出た。



アジトに着くと、可愛くラッピングされた“アレ”を作戦隊長に渡した。

「…せいぜい頑張ってくださいー」

ボスの部屋に向かう作戦隊長を見つめ、哀れだなと思うミーは…残虐な人でしょうか?←


その後作戦隊長の悲鳴が響き渡ったのは言うまでもない。



END

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