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2012/バレンタイン
エリオ
「今年は逆チョコというものにチャレンジしようと思う
アラセリス、手伝ってくれないか?
お前達も一緒に作るんだぞ!」


エリオに頼まれアラセリスは男子メンバーにチョコレートの作り方を教えていた


ベルトラン
「(包丁で指をきる)っ!いった…俺としたことが…」

ミカエル
「(溜め息)どれ、見せてみろ(回復)これで大丈夫だろう」

アラセリス
「あ!ダメよチョコを直接お湯にいれちゃ!」

ジルベルト
「チョコを溶かすというのはこういうことじゃないのか!」

アラセリス
「さっき教えたじゃない…ボールに細かく切ったチョコを入れてお湯につけて溶かしていくのよ」

アーリマン
「この虫とトカゲを入れて劇薬を混ぜて…」

アラセリス
「ストーップ!相手を殺す気!?」

アーリマン
「なんじゃ、惚れ薬でも仕込んでやろうとおもったのじゃが…
ではわしの血液を入れて呪いでもかけておこうかの」

ミカエル
「やめておけ…全く…悪魔は常識を覆すことしかやらないな」

エリオ
「遊んでないでちゃんと作れアーリマン」

ミカエル
「こうか?」

アラセリス
「ちゃんと混ぜてね」

ベルトラン
「形とかはハートがいいのかな?」

エフィム
「それが一番無難だけど、星とか動物とかでも可愛いと思う」

アラセリス
「エフィム…手際がいいわね…慈善で調理とかもやっていたの?」

エフィム
「まぁ…家事全般は一応出来るが…」

エリオ
「ふーん、いい旦那になりそうだな」

ベルトラン
「ははははっ!エリオ、チョコまみれだぞ!」

ミカエル
「甘ったるい匂いが充満しているな…」

アラセリス
「型にチョコを入れたら冷凍庫で冷やすわよ
夜に取りに行きましょう」

エリオ
「楽しみだな!」


そして出来上がったチョコを持ちお互いに気になっている相手に渡しに行く


エリオ
「チェリア…これを受け取ってくれないか?」

チェリア
「これ…エリオが作ったの?」

エリオ
「あぁ…たぶん失敗はしていないと思うぞ」

チェリア
「ありがとう!私からも、はい!」

エリオ
「交換か…たまにはいいな、こういうの」


アーリマン
「ほれ、受け取れ」

キャロライン
「な、何?毒とか呪いとかかかってない?」

アーリマン
「失礼な!入れてなどいないぞ?」

キャロライン
「怪しいわ…怪し過ぎる」

ミカエル
「クレメンティーナ、これを」

クレメンティーナ
「まぁ、これはチョコレートですね
手作りですか?」

ミカエル
「一応な、世話になっているからな」

クレメンティーナ
「クスクス、私も用意しているのです
受け取ってくれますね?」

ミカエル
「あ、あぁ…有り難く頂く」


ベルトラン
「黙って受け取れ!そして食え!」

クラーラ
「……」

ベルトラン
「本当に黙って受け取るんだな」

クラーラ
「おいしい…」

ベルトラン
「そ、そうか…」


ジルベルト
「私が作ったものだが
受け取ってもらえるだろうか?」

ルース
「あら?王子様の手作り?ありがとう嬉しいわ」

ジルベルト
「まずくても文句は受け付けないぞ」

ルース
「美味しく頂くわ
私からもチョコあるのよ受け取ってね」

ジルベルト
「やはり女性からもらう方がしっくりくるな」


エフィム
「昨日は世話になったな
これを…」


アラセリス
「私に作ってくれていたのね…ありがとう」

エフィム
「ブランデーやミルク、苺や抹茶など入れてみたが大丈夫だったか?」

アラセリス
「凄いわね…どれも美味しそう
だから一番時間がかかっていたのね」

エフィム
「じゃあ、俺は他にも渡す相手がいるからまたな」

アラセリス
「クスクス…慈善も大変ね…」



キャロライン
「意外と美味しかったわ」

アーリマン
「失礼じゃのう」



end

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あきゅろす。
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