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2012.節分
エリオ
「クレメンティーナ!大変だ!
僕の力が失われてしまったんだ!
人間に宿ってしまったに違いない…一緒に探してくれないか?」

クレメンティーナ
「それは大変ですね…
ミカエル、手伝ってくれませんか?」

ミカエル
「あぁ…ではこれを」

エリオ
「……何故豆を?」

ミカエル
「今日は節分だ、力を持っている奴にぶつけて力を取り戻すしかない」

クレメンティーナ
「おやおや、なんだか楽しそうですね」

エリオ
「色々とツッコミたいが、まぁストレス発散にいいだろう」

そうしてエリオは意気揚々と力が集まっている場所へと向かう


ジルベルト
「私がこんな小さな豆で満足するとでも思ってるのか!」

チェリア
「ちょっと!私の豆取らないでよ!それはエリオにあげるんだから!」

ルース
「クスクス…こんな小さな豆じゃ満足出来ないわもっと大きい豆はないのかしら?」

エフィム
「こら、ひっつくな!
俺は豆を食べたいんだ!」

アラセリス
「じゃあ私が調理したこの豆を食べてちょうだい」

クラーラ
「めんどくさい…」

ベルトラン
「豆まきか…ならばこれはあいつにぶつけてやろう!」

エリオ
「お前たち…覚悟!」

エリオは遠慮なく豆をみんなにぶつけていく
力はエリオに戻っても、お互い笑いながら豆まきを楽しんでいた

エリオ
「ふぅ…いい運動になったな」

クレメンティーナ
「やはり原因はキャロライン達なのでしょうか?」

ミカエル
「ならやることは一つだけだな」

エリオ達は豆をもち
キャロラインの所へ辿り着く

アーリマン
「キャロラインよ…魔王の気配が強まっておるぞ?どうする?」

キャロライン
「やーぱり来ちゃったのね
果たしてあたいの豆まきに適うかしら?」

エリオ
「いたぞ!おい!あいつらに豆をぶつけるんだ!全ての原因はあいつなのだからな!」

キャロライン
「全員でかかってくるなんて卑怯だわ!
あーん変なとこに豆が入っちゃうじゃない!」

アーリマン
「くっ!さすがによけきれん…(だがキャロラインは庇っている)」

エリオ
「ハハハハ!鬼は外福は家だ!」

クレメンティーナ
「あとでかたずけないといけませんね」

ミカエル
「楽しそうだな、魔王よ…」


エリオの笑い声は一日中響いたそうな…



おわり

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あきゅろす。
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