04
赤の女王01
｢…感じるわ。もうすぐアリスが来るのね！！｣
アリス01
｢ぞわっ｣
白の王01
｢どうしたんだい？アリス｣
アリス02
｢いや…急に悪寒が…あと何で俺はお前の膝の上に
座らされてるんだ｣
白の王02
｢それは私がアリスに傍にいて欲しいからだよ｣
アリス03
｢俺は嫌なのに…どうしてこうなった｣
帽子屋01
｢愛されているねアリス｣
アリス04
｢男にモテても嬉しくない！｣
チェシャ猫01
｢アリス可哀想だにゃ｣
アリス05
｢マジ憐れみの目で見られると本気で傷つく！｣
ヤマネ01
｢まぁ頑張れ｣
アリス06
｢超他人事！｣
白の王03
｢アリス…私の可愛いアリス｣
アリス07
｢ちょっ！！どこ触ってんだよ！やめろぉぉ!!｣
帽子屋02
｢ふぅ…白の王、アリスがお困りだよ
愛情表現はそこまでにして、ほら着いたよ｣
白うさぎ01
｢白の王、人前ではしたないです。いくらアリスが大好きだからといってやっていいことと悪い事があります
自重してください｣
白の王04
｢アリス…続きはまた後で｣
アリス08
｢おことわりします！！｣
白うさぎ02
｢アリスは大変ですね…さぁ、赤の城に着きましたし
女王に会いにいきましょう｣
アリス09
｢白うさぎを先頭に俺たちは赤の城に入る
すると待っていたかのように赤の女王が立っていた｣
赤の女王02
｢待っていたわ！アリス｣
アリス10
｢うわ！なんだお前、俺そっくり｣
チェシャ猫02
｢だから僕、最初にアリスの事赤の女王と間違えちゃったにゃ｣
ヤマネ02
｢双子みたいだよな｣
アリス11
｢俺には姉と父と母しか家族にいないぞ！｣
赤の女王03
｢あらそう？アリスは私だというのに｣
アリス12
｢はぁ？アリスは俺
お前は赤の女王だろ？｣
赤の女王04
｢私がこの国のアリスなの！
あんたなんかアリスじゃないわ｣
アリス13
｢ふざけんな！俺はアリスとして産まれたんだよ
名前なんて自由だろ
お前も俺もアリスって名前なだけだ！｣
赤の女王05
｢よくも知らないで…じゃあ勝負よ
私が勝ったら貴方には死んでもらうわ
ハートのクイーンにでも首を刎ねてもらいましょう
きゃはははは！！｣
白うさぎ03
｢アリス…大丈夫ですか？｣
帽子屋03
｢負けたら死にますよ｣
アリス14
｢負けなきゃいいだろ
それに勝負内容聞いてもいないのに
引き下がれるか！｣
ヤマネ03
｢威勢だけはいいのな…足震えてるけど｣
チェシャ猫03
｢アリス、無理は良くないにゃ
アリスが死んじゃうのは嫌にゃ…｣
アリス15
｢だ、大丈夫だ。俺勝負強さには自信あるんだぜ
…で？勝負に俺が勝ったらどうすんだよ｣
赤の女王06
｢そしたら、貴方に"アリス"を譲るわ
この赤の女王の位置もね｣
アリス16
｢言ったな？なら受けて立とうじゃねーか
勝負ってどんな勝負だよ｣
赤の女王07
｢どんな者でもいいわ
私と貴方、どちらが沢山の人を魅了
することが出来るか勝負よ！｣
白の王05
｢アリス…この勝負に勝てば、赤の国も平和になる
私はアリスを応援するよ｣
ヤマネ04
｢めんどくせぇけど国が平和になるならいいか
チェシャも怖がらなくて済むからな｣
チェシャ猫04
｢僕は最初からアリスの味方にゃ♪｣
白うさぎ04
｢アリス…どうか負けないで！僕はアリスの味方です！｣
帽子屋04
｢やれやれ、アリスがいれば物語は動けざる負えない
みたいだね…ねぇ白うさぎ｣
白うさぎ05
｢初めて会った時から変わりませんね、アリスは｣
帽子屋05
｢赤の女王も分かってないね
みんなアリスの事が大好きだということを｣
ヤマネ05
｢くくっ白うさぎが睨んでるぜ｣
チェシャ猫05
｢ラブラブだにゃあ｣
白うさぎ06
｢二人ともからかうのは止めてください
貴方も笑ってないで何かいったらどうですか！｣
帽子屋06
｢ふふ…白の王の言葉を借りると"また後で"かな｣
白の王06
｢おやおや一本取られたね
勝負の事だが魅了されたかされないかは
3日後の投票で決めようじゃないか
それでいいかな？アリス、女王｣
赤の女王08
｢異論はないわ！投票場所はここ、赤の城で行うわ｣
アリス17
｢それでいいぜ｣
赤の女王09
｢面白い事になったわ！
結果が楽しみ…きゃはははは！！｣
《*前へ》《次へ#》
[戻る]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
