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面影
ろうそくの火は いつかは燃え尽きる
それは 仕方のないこと
あの時は 幸せだったなんて
今さら言うことじゃない
朝の匂いと 眩しい陽の光
感じていた 夏の日
暑かっただろう でも
そんなことは 覚えていない
忘れたいけれど 忘れられないこと
それは きっと大切だから
あの時に きっと忘れないと
心に決めたこと
夜の静けさと 田畑の虫の声
感じていた 夏の日
時間を気にする必要なんて
ないと思っていた
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