短編
キッチン組の日常。【WORKING!!/ｷｯﾁﾝ組*ｷﾞｬｸﾞ?腐発言有】
『相馬さんは佐藤さんとくっつけばいいと思います』
「悪いな、俺相馬は無理だ」
「俺はさくらちゃんが好きなんだけど…ていうか佐藤くん酷い!!」
『だってこの店で一番お似合いのカップルじゃないですか』
あ、スルーされた…(泣)
「水桐、俺も相馬も男だ」
『愛に男も女も関係ないんですよ！』
自慢気に話すさくら。
あぁ、そんな所もかわい…じゃなくて!!
俺が好きなのは佐藤くんじゃなくてさくらちゃんだから!!
「水桐、俺は相馬を愛していない」
『いや、口ではそう言っていても本音は……ｸﾞﾌﾌ』
ブツブツブツブツ……
何やら呪文の如く(腐発言を)呟きだしたさくら。
どうやら自分の世界に入り込んだようだ。
「……」ﾎﾟﾝｯ
佐藤くんの手が俺の肩に置かれる。
それはまるで「ドンマイ」と言っているかのような手だった。
「……(泣)」
相馬博臣、今日も報われません。
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