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who is daddy?*









「「イノセンス発動!!!」」


ティ「ちょっタンマタンマ!」



ラ「何でおまえがいるんさ!!」



神「刻んでやる!」





リナ「待って二人とも!
呼んだのは私よ」



リナリーが慌てて制止の声を上げる。



ラ「なっ…どういう事さ!」

リナ「彼も父親候補ってこと」

神「なんだと?!」



ティ「そういう事♪だから、その物騒なもんしまえよ、少年達」


((ムカッ))



ラ「ざけんな!お前アレンに何したんさ!」


ティ「そりゃあ……て、痛っ痛いっ冗談だってただちょっとおでこにチューしただけだってば!刀向けんなってっ…!」


リナ「はいはい!喧嘩はやめなさい!」


神「チッ」


ティ「(ホッ…)」


命拾いをした26歳。









リナ「というわけで、犯人候補が全員出たところで…」



三人「「「犯人って…;」」」




リナ「覚悟はいい?」



そうニッコリ笑ってリナリーはダークブーツを発動させた。


(((へ………!!?)))






三人はリナリーの突然の行動に慌てだした。



ラ「ちょっリナリー!?なんの冗談さ…!」


リナ「冗談?私はいつだって本気よ?」



神「待て、落ち着け」


ティ「そうだよ!早まっちゃ駄目だって彼女!」



リナ「何言ってるの。

口で白状しないなら、体で白状してもらうしかないじゃない?」

そう言って楽しそうにリナリーは笑った。



ラ「目が笑ってないさ!」


神「てめぇ、はなからそのつもりだったんだな!?
ふざけ……ぐはぁっ!!」



ラ「ああ、ユウ……!!」


神田はリナリーに足蹴にされて吹っ飛ばされた。

(本気だ。
この女本気で俺たちを潰す気なんさ…!!)



ティ「ああ、せめて、最後にアレンにちゅーされたかっ…ラ「お前もう、アレンの半径1m以内に近づくなさ!!」



リナ「覚悟はできた?」


気付けばリナリーが間近まで迫っていた。


ラ・ティ((ひぃ〜〜〜!!))

二人がお互いの肩をつかみ抱き合って死を覚悟した時…





「リナリー!?や、やめてください…!!」






.まさにリナリーのブーツのピンヒールが、彼等に突き刺さろうとしていた時だった。



リナ「あ、アレン君?!」


ラ・ティ「「!!!」」


なんと部屋で休んでいたはずのアレンが部屋に入ってきたのだ。



ア「リナリー、お願いですから彼等に乱暴な真似はしないで下さいっ」


アレンは今にも泣きそうな顔をして、リナリーを止めに入った。

その声に、リナリーは彼等への攻撃を止めた。


リナ「アレン君、体辛いでしょう?!休んでなきゃ駄目じゃない!!」


ア「あ…」


ラ「そ、そうさ!無理すんなさ、アレン!」

神「そうだ!休んでろもやし!」

神田、さすが回復早い。

ア「えと…」


ティ「なんなら部屋まで送ろうか?」


リナ「お前は何どさくさに紛れてアレン君に触ろうとしてんのよ…!」


ジュドーンッ



ティ「あーーれーー…ン」




ティキはリナリーのブーツによって教団の外に飛んでいった。
最後にアレンと叫んで。




リナ「さ、アレン君。部屋へ戻って。体に障るわ!」


ア「り、リナリー…。その事についてなんですけど…」

リナ「え?」


不意に、アレンが真剣な顔をして話し始めた。



「じ、実は僕…わかっちゃったんです…」



(((!!??)))


まっまさか、


父親が誰かが!!?



リナ「わ、わかったって、な、何が…?」


リナリーは名前を聞いた瞬間、その相手を攻撃できるよう準備をした。



アレンは俯いたまま、話を続けた。



「僕、実は……




ごくっ















に、妊娠じゃなくて…

た、ただの食あたりだったみたい、です」






「「「……………………」」」

一同唖然。



ア「あ、あの…」



「「「はぁ〜〜〜!!??」」」



ア「わぁぁ、ご、ごめんなさいっごめんなさい!!」


皆の呆れた声を聞いて、アレンは顔を真っ赤にしてあやまった。




ア「き、昨日そういえば、ちょっと日の経ったお菓子食べちゃったって思い出して…それで一応医療班の人にも見てもらって…そ、そしたら…」



リナ「そ、そうだったの…」

リナリーはほっと胸を撫で下ろした。


ラ「なんさ〜〜」


ラビはへなへなと床に崩れ落ちた。


神「ちっ心配かけやがって」


神田も怒ると言うより呆れてしまっていた。




ア「ご、ごめんなさい」


リナ「だ、大丈夫よ!そんな勘違い、誰でもあることなんだから…!」


リナリーはアレンの背中をさすりながらそう励ました。



神・ラ((ねぇよ………))


二人はそう心の中で呟いた。

ラ「でも、これで一件落着さ」



神「そうだな」


アレン「本当に、おさがわせしました」



皆ほっと胸をなで下ろした。





しかし、




「あ!」



リナリーが思い出したかのように声を上げた。





「そう言えば、この事クロス元帥にも話しちゃったんだわ!」



三人「「「!!!??」」」


言葉を失う三人。





「すぐ無線機で連絡しなくちゃ………


あれ?繋がらない……」





コツリ








その時、焦る四人の背後にはかつて無いほどに怒りを露わにしたクロス・マリアンが立っていたとか…













**end**








あとがき↓


すみません(土下座!)

こんなしょうもないギャグですみません
しかも妊娠疑惑;

あの!パラレルの方のは真面目に書く予定ですのでご心配なさらずに(ていうかもうすぐリクもらって一年(爆)なので、もう忘れられてるかもしれませんね。







このオマケというか余談というか↓


疑惑が晴れた後、なぜかアレンの処には毎月赤ちゃん雑誌とか子供用の服やおもちゃが届けられているそうです。

犯人は誰なんでしょうね。

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