[携帯モード] [URL送信]
機会の人。



ふふふ、
(萌えの源キタァアアアア)



さっき、正一に頼んでたアレがやっと出来たんだよね。
全部で合わせて6着ある。

要するに、
(二度とあのスカートを履かずに済む!)


「いや、何でガッツポーズ?」

『嬉しいから。』

「いや、見れば分かるし」

『じゃあ聞くなよ、頭可笑しいんじゃない?』

「最近、扱い酷くなってない?!」


何かテンション下がってきた。
横で何か言ってるし。

基地探検してこようかな・・・
(今度は誰にも聞かずに。)


それにしても、
自分でデザインしたとはいえ・・・

(露出高っ!)



「名前チャン」

『ん?』

「服変わってない?」

『あぁ、スカート短いから変えた。』

「え?(でも露出高くなって・・・)・・・ッハ!まさか誘って『死ね』ですよねー」


またか。
変態発言しすぎでしょ。

(トリップする前の良い白蘭さん戻ってきてぇええ!!)


『・・・頼むから露出が高い所に触れないで。自分でも思ってるから』

「・・・あ!でも、


 ボソッ)凄く似合ってるよ」

『なっ・・・ななな!!』




コイツ、わざと耳元で言いやがったっ!
しかも低いエロボイスで!!

(そういう事は、骸にやって!全力で喜ぶから。私が)←


「名前チャン顔真っ赤!可愛いなぁ、まったく」

『っ〜』


うん。
やっぱ、探検しよう。


『・・・ちょっくら探検してくるわ!』

「え?ちょ!またもや同じ展開?!」

『御機嫌よう!』

「ちょ、僕を暇にしないでぇぇぇえええ!!」


知るかァアアアアア!!
暇にしないでって私で遊ぶなよ!!

くそっ・・・まだ顔熱いじゃん。
私で遊びやがって。


『あー熱い。ってここ何処?まぁ適当に歩いてれ・・・ブフッ』


え?何?何が起こったの?
私は何処?ここは誰?

(あ、逆だ。)

私は何処って本体が無いみたいじゃん。


「・・・大丈夫か?」

『へ?』


この声は・・・


「・・・お前、ウチにぶつかって転んだ。
 理解出来てなかったみたいだったから・・・って聞いてたか?」


やっぱり・・・
スパナぁぁぁあああ!!

あ、あああ、飴がキュートですね!←


「立てるか?」

『あ、はい!』

「すまなかった。ウチの所為で・・・」

『いえいえいえいえいえ。大丈夫です!私も悪いんですから!!』


寧ろお会いできて嬉しいです!
(だからシュンとしないでぇぇえええ!!)


「そうだ!お詫びにお茶でも出す。何、遠慮はしないでくれ」

『じゃあお言葉に甘えます!』


もとから遠慮なんてする気無いけどね!←
スパナとお茶会!

(自分は幸せものだぁああ)


「じゃあ行こう!」

『え?ちょっ』


あれ?何か前にも同じ様なことがあった気が・・・

(あ、意外と優しく握ってくれてる)
優しいなぁ。
でも
ツナだけに優しければなぁ・・・ぐふふ

おっと危ない、危ない。


「何やってるんだ?もう着いたぞ?」

『マジですか』

「マジだ。さ、中に入ってくれ」

『お邪魔します・・・?』


おぉー意外と綺麗。
予想では少し汚い感じだと思ってたけど・・・

(私の部屋より綺麗じゃん!何か悲しくなってきた。)


「ほら座って」

『あ、はい。』

「見た所だと・・・日本人か?」

『?そうですが?』

「敬語は使わなくていいよ。
 それにしても、
 日本人で目が赤い人、ウチ初めて見た。」

『え?』


今何て言った?
目が・・・赤・・・い?

充血ですね、分かります。
変な言い方しないで下さいよー。

(本当に笑えねー)


「何なら鏡見ればいい。赤いから」

『う・・・・そ、マジですか。』


ホントに目が赤い。

そう。あの彼のように。



黒色の瞳は
赤色へと変わってしまった。

綺麗な 綺麗な

赤。

(おーい)
(そんなバナナ!)
(え?)
(何故だぁぁあああ)

(あ、何かこの子面白い。)





あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!