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実力確認




さぁ、一歩進む時が来た。
君は強く有らなければならない。

(覚悟を決めて、前に・・・)




「白蘭さん、準備出来ましたよ」

「お!早いね、じゃあ行こうか」


・・・私に出来るだろうか。
否、出来なきゃ駄目なんだ。


『で・・・何で手を繋ぐ必要が?』

「え〜良いじゃん」

『良くないし、離せ』

「ちぇっ」


あ、正チャン今疲れた顔してた。

正チャン、苦労してるね・・・。


「(あれ?なんだろう、今凄く哀れみの目で見られた)」

『あ、ごめんごめん』

「・・・・」

「正チャン?着いたけど?」

「あ、はい!」


正一がカードキーを差し込むと扉が開いた。


「さ、早く入ろうか」

『うん』


正一、白蘭、私の順番で中に入っていく。

アニメで見たボンゴレ基地みたいな感じだけど全部白い部屋。
うん。広いね。絶対これ無駄に金掛かってるよ。


「此処がトレーニングルーム。
 他にも有るけど名前さんは白蘭さんとの訓練だから結構設備良いんだ」

『白蘭と殺るの?』

「名前チャン字違うよ。」

『うん、ワザと。』

「ひどっ」


なんか白蘭が「orz」ポーズしてるけど気にしない。

第一めんどい。


「名前チャン、内なる想いが駄々漏れだよ。」

『気のせいだよ、たぶん』

「たぶん?!」

『正チャンどうすんの?』

「無視?!」


一々煩い白蘭を放っと置いて正一に聞く。


「あ、取りあえず名前さんがどれだけ出来るかを見る予定で・・・」

『ひゃっほーい!じゃさっさとやろ!』

「は、はい」

『実力確認だって!ほらさっさと立ち直る。』

「・・・手加減なんかしないでやる」


今、凄いこと聞こえたんだけど。
え?初心者相手に手加減無し?

(大人気ないなぁ)

「何か?」

『イエナニモ』


明らかに殺気向けてくるんだけど。
メチャメチャ睨んでくる白蘭。

そういう所が大人気ないんだけどな。


「ルールとかはある?正チャン」

「えーっと、特に何も無いです。実力を見るだけなんで」

「じゃあ、早速はじめようか。」

『負けないからっ!』

「こっちの台詞かな」



いざっ!尋常に、勝負!





〜あとがき〜

何か愚だ愚だですね(汗
久しぶりに書いた所為ですかね?
文章が可笑しいですが大目に見てやって下さい。

凛音


あきゅろす。
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